「おまかせ」を過信しすぎてガッカリ… 約2割が録画機能でやらかしている“失敗”
キーワードに過剰反応し、関係のない番組が録画されていることも。
なぜ事前に確認しなかったのかと後悔しても後の祭り。一定の条件下では「おまかせ」できないこともあるようだ。
■約2割、おまかせ録画に頼りすぎて失敗
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女700名を対象に実施した調査では、全体で21.6%の人が「おまかせ録画に頼りすぎて、見たい番組が録画されなかったことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は20.8%、女性は22.4%という結果になっている。
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■録画時間が重なっていたせいで…
編集部が話を聞いた40代の女性は、「それまで、おまかせ録画で失敗したことがなかったので、放送日当日も確認することなく外出していました」と話す。
帰宅後に確認してみると録画されておらず、アレコレ調べてみたところ、子供が録画予約していた番組の放送時間とほんの少し被っていたせいでそちらが優先されてしまったことが判明。
こんなことなら外出せずに家にいればよかったと後悔しつつ、それ以来、どうしても見たい番組がある際は、しっかり手動で予約するようにしているという。
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■親切過ぎるのも考えもの?
反対に、録画する必要のない番組が必ず録画されてしまうという30代の女性は、「いつも鉄道関連の番組がキーワード録画されているので、夫が見るのかなと思っていたのですが、どうやら違ったようで…」と述べた。
あるアーティストのグループ名でキーワード登録したところ、そのメンバーの名前に含まれる「テツ」に反応してしまっていたのだろうとのこと。女性は、「個人名で登録したわけでもないのに親切過ぎる」と苦笑しながら語った。
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■注意事項を再確認しておこう
「おまかせ」と謳っているからといって、キーワードに引っかかる番組を完璧に録画できるわけではない。約2割の人が経験しているように、過信すると本当に見たい番組が録画されずガッカリすることもあるので注意が必要だ。
メーカーの公式サイトにも、それぞれの機器の特性に合わせて注意事項が記載されている。一例をあげると、SONYのQ&Aでは「ジャンルやキーワードの上限を超えた場合」「番組表が正常に表示されていない場合」「保存先の空き容量が不足している場合」などに加えて、「チューナー数による優先順位」や「学習機能」についても説明がある。
思わぬ録画失敗に肩を落とすことがないよう、いま一度、利用中の録画機器のおまかせ録画に関する注意事項を確認しておきたい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女700名 (有効回答数)