柳楽優弥、現実離れした眉とスーパーアイパワーで「世界のYAGIRA」へ:顔相鑑定
顔相鑑定士の池袋絵意知が、今話題のあの人やこの人の顔相を解説します。今回は、俳優の柳楽優弥さんを鑑定。
顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は、10月スタートのドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS系)で主演を務める柳楽優弥さん。柳楽さんは、自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰さん)のために生きる兄・小森洸人を演じます。
ある日、「ライオン」と名乗る謎の小さな男の子が現れ、慣れないながらも彼と3人で暮らしていくうちに、彼が預けられた背景には“ある事件”が関わっていることが判明。
どんな境遇でも大切な存在を守るために必死で生きる人たちの家族愛と兄弟愛を描いた、心震えるヒューマンサスペンスです。
■眉は目の印象に影響を与える
柳楽優弥さんのお顔の特徴と言えば、“目ヂカラ”と表現するだけでは伝わらない、得体の知れない「力のある目」です。しかし、予告編を見たところ、今回のドラマは優しいお兄さん役ということもあり、普段よりはマイルドになっていました。
もちろん、表情がそうさせているのもありますが、眉がいつもと違っていました。眉尻に向かってグイッと上がった眉を水平に近い感じに整えているようです。「眉」が目の印象に大きく影響を与えることを再認識しました。
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■濃く太い眉は、意思が強い?
普段の柳楽さんの眉は、濃く太く、そして上がっているのが特徴。古典的な観相学では、濃く太い眉は「意思が強く実行力がある」「忍耐力がある」と言われています。
観相学は統計学とも言われますが、これは形態心理学(ゲシュタルト心理学)的な要素が強いのだと思います。フォントの形でも細い明朝体よりも太い角ゴシック体のほうが「男らしい」「強い」印象を与えます。
顔と性格は相互に関係し合っているため、ハッキリした眉の人は、自分のその顔を鏡で見ているうちに「自分は意思が強い」と思い、そのような性格になる傾向があるのでしょう。
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■漫画やアニメでしか見ない眉
上がり眉は、意欲的で気合いが入っていることを表し、積極的で勇気がある人に多い顔相です。上昇志向も強く、我も強く、勝気です。いわゆる「意識高い系」にも多く、しっと深いところもあります。
柳楽さんの眉は「太濃上眉」の中でも最高レベルで、漫画やアニメでしか見ないような常人離れした強い眉をしています。まるで、眉自体に意思がある別の生き物のようです。眉は自意識が表れるところで、自意識の強さも相当なものでしょう。
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■そろそろハリウッド進出を!
是枝裕和監督に「目に力がある」とオーディションで主役に抜擢された映画『誰も知らない』で、2004年、「第57回カンヌ国際映画祭」の男優賞を史上最年少(当時14歳)かつ日本人で初めて受賞した柳楽さん。
昨年は、ディズニープラスの日本発オリジナルドラマ『ガンニバル』で主演を務め、その後、エンターテインメントビジネスのメッカであるアメリカ・ロサンゼルスを訪問。そろそろハリウッドに進出し、スーパーアイパワーで「世界のYAGIRA」になってほしいものです。
◆池袋絵意知
観相家、顔研究家、顔面評論家。 出版社、人材総合サービスを経て顔研究の道へ。著書に『1分で見抜け!顔やしぐさでわかる本当の性格』(明日香出版社)『顔相恋占い』(池田書店)『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。日本顔学会会員、化粧文化研究者ネットワーク会員。個人鑑定・開運相談も行う。
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(文/Sirabee 編集部・池袋絵意知)