Mリーグ中継に導入された「新システム」 実況・解説者も思わず“不安”を吐露
開幕したばかりの「Mリーグ」中継に新たな試み。実況、解説者の反応が話題になっている。
16日、今年で7年目を迎える麻雀プロリーグ『大和証券Mリーグ2024-25』が開幕。ABEMA生中継に導入された“最新システム”がネットで注目を集める一方、試合の実況者が明かした「不安」も話題にあがっている。
■最新システムで「残り枚数」が表示
EX風林火山、赤坂ドリブンズ、TEAM RAIDEN/雷電、KADOKAWAサクラナイツの4チームによって行われた開幕戦。
東1局、雷電・本田朋広が好配牌を活かし4巡目に先制リーチをかける。画面の持ち点部分には本田の待ち牌「3萬、6萬」、さらに山に残っている(ツモあがりできる牌の)枚数が「6」と表示された。
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■AI活用し対局をわかりやすく
これまで“待ち牌”を即座に表示するシステムを実装していたABEMA中継。
しかし“残り枚数”カウントについては人力で、実況者と解説者が数秒かけ確認作業を行った上で「山に残り3枚!」「残り0枚、純カラです!」などシャウトするのが定番となっていた。
今シーズンからはさらにそのシステムが進化。AIが残り枚数を算出し即表示する仕組みが導入されたのだ。全136枚を把握するなんてすごいな最新AI…。
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■「実況、解説がいらなくなる…」と震える2人
実況の日吉辰哉氏が、「今シーズンから、めっちゃくちゃスゴい機能が搭載されています。待ち牌の数を我々が数えることもなく、AIカメラでカウントしてくれるのです」と紹介すると、解説の土田浩翔氏も「え? (今まで通り)人が数えているんじゃなくて?」と驚嘆。
「…そのうちAIがしゃべってくれますよ」「実況、解説がいらなくなる時代がきますね」と自虐を込めながらやりとりをした後、日吉氏は「いつまで我々の仕事があるかわからない時代ということで、恐怖を覚えます…(笑)」と本音を吐露していた。
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■日吉氏、土田氏の様子が話題に
Xでは、番組の名コンビとして知られる日吉氏、土田氏が少々しょんぼりした様子が話題に。
ファンからは「負けないでー!」「日吉&土田ペアは無くならないから大丈夫ですよ」「どんなにAIが進化しても枚数数える日吉さんは見たい」とエールがあがっている。
一方で、「進化が凄すぎてびっくり」「AI組んで実装するなんて凄い」「カメラなどハードの進化もとんでもない速度で進んでいる…」と新システムの導入を称賛する声も散見されている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)