5割超が熱中症を身近に体験した経験アリ 残暑の中でのイベントにも注意が必要
9月初週の熱中症による救急搬送者数は全国で3,075人にのぼったという情報も。
9月も後半に入ったが、暑さに悩まされる日も多い。涼しくなってきたといっても油断は大敵だ。
■約5割、熱中症になった人が身近にいる
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女700名を対象に実施した調査では、全体で51.3%の人が「身近に、(自分も含めて)熱中症になった人がいる」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は46.7%、女性は56.7%という結果になっている。
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■汗だくでビールを飲んで入浴したら…
編集部が話を聞いた30代の男性は「暑い中職場のバーベキューに参加してビールを飲み、解散後汗だくになりながら帰宅し風呂に入ったら、のぼせたように気分が悪くなって動けなくなったことがあります」と振り返る。
すぐに水分をとり、体を冷やして安静にすることで翌朝には楽になったというが、一歩間違えば重篤な症状に陥っていたかもしれない。
そこそこ酔いも回っていたせいで水分補給に頭が回らず、帰宅後もそのまま入浴したのが良くなかったと反省した男性は、それ以来、お酒を飲む際の水分補給も欠かさず、入浴前にもコップ一杯の水分を摂るようにしているという。
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■7月の熱中症による救急搬送者数は歴代2位
異常とも言えるような暑さが続く近年だが、2024年の4月からは、危険な暑さが予想される場合に暑さへの“気付き”を促し熱中症への警戒を呼びかける「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始された。
しかしそれでも、総務省消防庁が発表した令和6年7月の全国における熱中症による救急搬送者数は43,195人にのぼった。これは消防庁が7月の調査を開始した平成20年以降、平成30年の54,220人に次ぐ歴代2位の記録だ。
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■気候が落ち着いてきても油断は禁物
残暑は9月に入ってからも続いており、9月2日~8日までの間に、全国で3,075人が熱中症によって救急搬送されている。
9月後半の気候は「厳重警戒」レベルから「警戒」レベルへと落ち着いてくる見込みだが、油断は大敵だ。少し涼しい日が続き気持ちが緩んだところで暑い日がぶり返し、思わぬ体調不良に陥ることもあるかもしれない。
まだ運動会や体育祭など屋外での学校行事を控えているところもあるだろう。こまめな水分補給や日差しへの対策を怠ることなく、最後まで健康に乗り切れるよう、注意して過ごしたいものだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女700名 (有効回答数)