『虎に翼』異例の“衝撃展開”に「斬新な」「やりよるなぁ!」 寅子のラスト台詞に「号泣」する人続出
朝ドラ『虎に翼』の最終回が放送され、冒頭からの“まさかの展開”に驚きの声が。爽やかなラストシーンに感動の声が相次いでいる。
伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』が27日、最終回を迎えた。朝ドラにしては異例の“衝撃展開”がXでも話題を呼んでいる。
■冒頭からまさかの展開に
この日の冒頭、寅子(伊藤)が元気よく体操をする場面から始まったが、続いて登場した優未(川床明日香)はかなり年を重ねた様子で、どこか違和感が。
すると、ナレーションで「平成11年。寅子が亡くなり、15年が経ちました」と、すでに寅子が亡くなっていたことが明かされた。
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■「本作らしい」「余白を生んでいる」納得の声も
最終回のオープニングにして、主人公が“ナレ死”(登場人物の死がナレーションで伝えられる)するというまさかの展開に、Xでは「主人公ナレ死」がトレンド入り。
視聴者は「最終回冒頭で主人公がナレ死とは斬新な」「絶対歌で終わるだろ! って思ってたけど、冒頭から主人公ナレ死してるとは思わなかった! やりよるなぁ!」「え? 何? 主人公がナレ死なの? マジで? 初めて見るよそんな朝ドラ(笑)」「朝ドラ主人公が最終回でナレ死、霊魂として家族を見守るの斬新だわ」と驚いた。
一方で、「ひとが亡くなってまわりが悲しむところをわざわざ描写しなくていい」「主人公のナレ死は『寅子は特別であって特別でない』っていう最終回の内容そのまんまだった気がしたな」「ちょっと笑ったけど出産とかもサラッと描いてきた本作らしい」「あえて今際の際を描かず『ナレ死』としたことでまた、寅子の晩年の姿にさまざまな余白を生んでいるように思う」と納得する人もみられる。
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■ラストシーンに「大号泣」
また、最後はこれまでのさまざまな登場人物の名場面が流れ、そのラストには刺繍の入ったかつての法服を着て、桜の花びらが降る法廷にたたずむ寅子が、米津玄師の歌う主題歌とシンクロして「さよーならまたいつか!」とメッセージを伝えた。
爽やかなラストシーンに、「ラストの寅ちゃんの『さよーならまたいつか!』に号泣…」「畳み掛けるような名シーンダイジェストで号泣してたけど、最後寅ちゃんの『さよーならまたいつか!』で全部が崩壊して朝から大大号泣だよ」「ラストシーン、とてもすき」「口パクでしたが、とても心に残りました」「寂しいけど、きっとまたどこかで。さよーなら、またいつか!」といった声も見受けられた。