おまえがもっとがんばれば… 約8割が「過去」の自分に会ってしたいこと
過去よりも未来に目を向けることが大切とは、わかっているものの…。
過去を変えることは、誰にもできないだろう。それでも人は、過去の失敗を悔やんでしまうものだ。なかには過去の自分に対して、「説教をしたい」と思う人までいるようだ。
■約8割「過去の自分に説教を…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女622名を対象に「自分の過去」に関する意識調査を実施したところ、全体で81.2%の人が「過去の自分に説教したいことがある」と回答した。
多くの人が過去の自分に対して、なにかしらの後悔や反省を抱いていることがわかる。
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■比較的、女性に多く
性年代別では、多くの年代で女性の割合が高くなっているのが特徴といえるだろう。
女性のほうが過去の自分に対して、より厳しい評価をしている人が多いのかもしれない。
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■若い頃にもっと…
若い頃の自分を振り返り後悔している30代男性は、「若い頃、とくに20代の前半はいい加減なところがあり、将来のことをあまり考えずに行動していました。もっと大学時代にもっと勉強して資格を取っておけば、今のキャリアに役立ったのではないかと後悔することが今でもあります」と話す。
周囲と比べて落ち込むこともあるようで、「学生時代からの友達が次々と成功していくなかで、自分がもう少し努力していればと悔やむことが多いんです。今、20代の自分に戻れるなら、もっと将来のことを考えて計画的に行動するように説教したいですね。ただ今からでも、努力すればいいんでしょうけれど…」と続けた。
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■あの頃があるからこそ…
一方で過去もきちんと受け入れたいと考えている40代女性は、「これまでの人生で多くの失敗や後悔がありましたが、それもすべて自分の成長の一部だと思っています。20代の頃はキャリアに迷い、何度も転職を繰り返しました。しかしその経験があったからこそ、今の安定した仕事にたどり着けたと思っています」と自分の気持ちを述べた。
少し後悔することもあるが、「たしかにもっと早く今の道に進んでいればと思うこともありますが、それよりも様々な経験が自分を強くしてくれたと思います。そのために過去の自分に説教するよりも、全ての経験を受け入れたいと考えているんです」と話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女622名