電話はちょっと… 約8割が相手に利用してほしいと思っている「連絡方法」
相手への連絡連絡はいろいろとあるが、現代に好まれる方法とは?
コミュニケーション手段が多様化し、仕事などの連絡も電話ではなくメールやチャットで済ませる場合も多くなっているだろう。とくに若年層を中心にテキストでのやり取りが当たり前になり、なかには電話を避けたいと感じる人まで…。
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■約8割「電話よりもメッセージ」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女625名を対象に「連絡の方法」に関する意識調査を実施したところ、全体で79.4%の人が「電話よりもメールやメッセージで済ませたいと思う」と回答した。
多くの人が電話よりも、非対面型のコミュニケーションを好んでいることが調査結果からわかる。
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■老若男女が苦手な電話
性年代別に見ると、男性では50代以上が若干だが少ない結果になっている。
しかし思っているよりも、年代での差は見られないといえるだろう。老若男女ともに、電話でのやり取りは好んでいないのかもしれない。
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■集中しているときに…
仕事中の電話対応が嫌だという30代男性は、「仕事で電話がかかってくることが多いんですが、正直言って、わざわざ電話で話す必要があるのかと疑問に感じることが多いんです。ちょっとした確認事項ならメールやチャットで済むのに、急に電話がかかってくると心の準備ができていないんですよね」と不満を漏らした。
さらに続けて、「たとえばこちらが集中力のいる作業をしているときに電話がかかってくると、かなりイラッとしてしまいます。簡単で急ぎでもない確認であれば、メールなどで問い合わせてくれるとありがたいのですが…」とも話していた。
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■電話のほうが早い
電話のほうが便利だと感じる50代男性は、「メールやメッセージでは、うまく伝わらないこともあると思うんです。とくに緊急時には直接話したほうが早いですし、相手の感情も声で伝わります。ビジネスの場でも、長い文章で細かく説明するより、電話一本で解決するほうが効率もいいと思うんです」と意見を述べた。
若手社員にも電話に慣れてほしいようで、「若い社員を見ていると、本当に電話が苦手なのが伝わってきます。気持ちはわかりますが、電話対応も仕事の一つなのでがんばって慣れてもらいたいと思っているんです。でもこのような考えが、『古い』と言われるのかもしれませんね」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女625名