『あさイチ』食パンの“向き”を意識するだけで… 美味しく焼ける裏ワザ「びっくりした」
29日放送の『あさイチ』にて、トースターで食パンを焼くときに美味しくできるコツを紹介。編集部でも実験したところ…安価食パンが“サクモチ食感”になった。
29日放送の『あさイチ』(NHK)にて、最新のキッチン家電について特集。最新機能のない従来型のトースターでも、美味しく食パンを焼くことができるコツについて取り上げた。
■食パンを美味しく焼くコツ
最近ではトースターもかなり進化しており、庫内のファンで熱風を循環させるコンベクション機能や、蒸気でふっくら焼き上げるスチーム機能などがある機種もみられる。
ただ、食品科学の専門家・山田昌治氏によると、最新機能のない従来型の低出力タイプのトースターでも、食パンを美味しく焼くことができるコツがあるという。
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■スタジオでも「結構変わります」
そのポイントは3つで、まず「乾いた布で庫内の汚れを拭き取る」。熱が壁に反射しやすくなり、熱効率が上がる。
次に「トースターの最高出力で1分間予熱」をする。そこへ食パンを入れるが、その際には「食パンの耳のくぼみを手前に置く」とよい。
食パンを製造する際、パンの生地が膨らむ過程で重力がかかり、下部は密度が高く、上部は密度が低くなる。そのため、食パンの上部分にあたるくぼみを手前に、密度が高く熱が伝わりにくい下部を温度の高い奥にすることで、ムラなく焼けるという。
食パンの向きを意識して焼くだけで、スタジオでも「結構変わります」との声があった。