便を採るときの“あの疑問”、人に聞けないからこそ… 専門家の回答に「知らなかった!」
30日放送の『あさイチ』では、便潜血検査の際の便の採取方法について聞きたくても聞けない“あの疑問”や失敗しないためのポイントについて紹介している。
■「沈んでしまう」問題には…
また、視聴者から寄せられた疑問では、トイレに敷いた採取用シートが沈んでしまうといった声も。大吉も「置き方とか分かんないよね」と話す。
この場合、トイレの水の上に三重から四重に重ねたトイレットペーパーを浮かせ、その上に採取用シートを置く。座る際には、普段よりも少し前の位置に座るのがポイントとなる。
それでも沈んだり、シートがなくなったりした場合には、新聞紙のような大きめの丈夫な紙を数枚重ねて便器と便座の間に挟み、中央を少しへこませて、そこに重ねたトイレットペーパーを置くと便が水に沈まない。採取を終えた後は、紙を斜めにしてペーパーごと便を流し、紙はビニール袋などに密閉してゴミとして捨てるようにする。
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■柔らかい場合、硬い場合の採取
便が硬い人、柔らかい人もいるが、そのような場合には、事前に便秘薬や整腸剤を使うのがよい。薬を使用しても検査自体にはとくに影響がないという。
それでも硬い場合には、少し検査精度は落ちるものの、霧吹きで表面が湿る程度に水を吹きかけ、便が柔らかくなったところで押さえて採便棒でこすり取れば採取できる。
一方、柔らかい便の場合には、採便棒を立てて、全体を大きくかき回して採取する。ただ、下痢の場合にはうまく採取できないため、日を改めたほうがよいとのことだ。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)