マッチしてもタイミングが合わなかった彼とやっとデートなのに… 気づけば大人数での飲み会に!?
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
■プロフィールの意味
仕事についてこれ以上は聞くのをやめました。この審査制のマッチングアプリ。最近、少し不信感を抱いていたところでした。嘘の経歴で審査が通る人もかなりいるんだなと確信してきました。200人以上と会ってきて人を見る目が養われてきたとは思うけれど、やっぱり真実はわからない、なので直感で感じる違和感が大切。
「来月から大阪なんだよね」と急にスギちゃんが言い出しました。「だから、会えてよかった、ラッキーだよね」と、笑顔。東京ラストマッチングで芸人に会えてよかったってこと? 彼女作る気はなし? あと…と続けて言ってきたことは「俺、バツイチで子供いるし」でした。
そんなことプロフィールにはいっさい書かれていませんでした。10歳くらい年下だったので油断していました。マッチングアプリのプロフィールの意味って、もはやないのかもしれない。
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■飲み会開催
すると突然、スギちゃんが、おー! と言いながら他のお客さんに絡み始めました。知り合いがいたらしく、騒ぎはじめるスギちゃん。どうしたんすかー? 飲んでるんすかー? とガヤガヤ…。どうやらこの居酒屋はスギちゃんの行きつけだったようです。なんかイヤな予感。私が最も苦手とする空間になる予感。
「あっ、この子、芸人さんなんですよ」…ほら最悪だ。勘弁してほしい。私の説明を始めるスギちゃん。プライベートなのにこんなのストレスでしかない…ですが、チラッとその知り合いたちを見ると、嫌な人たちにはあまり見えない。
むしろ、へー! と、素直に反応している。なので変な空気にしていけないと思い「はい、マッチングアプリで会いました♡」と返すと、異常に盛り上がり、一緒に飲もうよという展開に…。
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■マンツーマン派はしんどい
マッチングアプリでデートしたとは思えない、ただの飲み会と化しました。「これから応援するよ!」と言ってくれて、いい人たちだったのですが、私はマンツーマン派だし、あまりよく知らない人のさらによく知らない人たちにいきなり溶け込むということは滅多にしない。
十分がんばった…。私は、終電がなくなりそうという芝居をして、帰らせてもらいました。予想とは違うデートとなりました。やっとタイミングが来て会えても、こんなことになるんだ。まぁいい経験になったなと思うようにしました。
これで終わりかと思いきや、数ヶ月後、ワイルドスギちゃんから悩み相談の電話が来る?! そして「さてさて、まほはさぁ」が口癖のカジュアル男性とマッチングしてしまい… 続く!
太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。
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(文/Sirabee 編集部・こいで まほ)