米のプロが明かす、炊飯時「ちょい足し」するとウマくなる裏ワザ 今すぐ試したい…
炊飯時に氷を入れると美味しくなる説がある。米のプロたちはその説をどう見たか…。
ウッチャンナンチャンの内村光良がメインMCを務める『何を隠そう…ソレが!』(テレビ東京系)が27日に放送。米のプロたちがご飯を美味しく炊く裏技を明かした。
■氷を入れるのは正解?
この日の放送は「今夜、プロが結論を出す!お米の美味しい食べ方決定版SP」と題し、これまでTVや雑誌などでやり尽くされた“美味しい米の炊飯方法”などのウソ・ホントを再検証していく内容。
その中で「ご飯を炊く際、ちょい足しするなら?」をテーマに、番組が100人を対象に調査したところ全体の54%が「氷」、21%が日本酒、17%が備長炭という結果に…。
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■「絶対にやってほしくない」
ネット上には氷を入れて炊飯すると美味しくなるという説が多く存在している。ゆるやかに水の温度が上がることででんぷんがしっかり糖分に変化し、甘味が増すというメカニズムだ。
しかし、番組に登場したごはんソムリエ・たにりり氏は、「絶対にやってほしくないのは氷を入れて炊飯すること。対流がうまくいかず炊きムラが出る上、水加減の調整が難しくなる」と真っ向から否定する。
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■入れるなら日本酒
たに氏は、「お米そのものの美味しさを感じたいならあまり入れないのが良いけど…」と前置きをしつつ、「去年のお米を食べる際などには1合につき日本酒を小さじ半分程度加えるのが良い」とアドバイス。
日本酒を入れることで、お米由来の糖分が豊富で炊飯すると甘味がプラスされる上、お米の栄養が溶けるのをアルコールが防ぐ効果があり、粒にもツヤがでると番組側は説明した。
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■備長炭は匂いが気になる場合に◎
一方で、五つ星お米マイスター・西島豊造氏は「備長炭」を挙げる。
「古いお米だと匂いや黄ばみなどが気になることがあるが、そういう場合を改善するには備長炭を入れるのが一番カンタン。大きいのではなく、親指サイズくらいの小さい物を入れてください」とアドバイスしていた。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)