上沢直之の決断を「肯定してほしい」 ソフトバンク獲得調査への批判に岩本勉氏が呼びかけ
ソフトバンクが獲得調査を開始したという情報が出た上沢直之。岩本勉氏は「決断を肯定してほしい」と語る。
元北海道日本ハムファイターズの岩本勉氏が自身のYouTube『岩本勉チャンネル』を更新。上沢直之投手の去就について持論を展開した。
■上沢投手をソフトバンクが調査？
昨年オフに日本ハムからポスティングシステムを利用して今季アメリカでプレーしたものの、現在来季の所属先が決まらない状態の上沢投手。
岩本氏は同投手の去就について「こればかりはわからない」と前置きしたうえで、「福岡ソフトバンクホークスと交渉しているという噂がある」と紹介する。
そして「ルールのなかで許されるんだったら、交渉してもらって良いと思う。自分のパ・リーグでの先発ピッチャーとしての価値を認めてもらってもいいじゃない？」と理解を示した。
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■去就を独自予想
上沢投手を「魅力のあるピッチャー」と評する岩本氏は、「ホークスは良いチームだと同級生で仲良しの近藤健介が情報を落としているかもしれないし、ホークスに行ってもおかしくない」と指摘する。
続けて「石川柊太がFAで出ていったわけでしょ、もう1人先発がいるやんか。ニーズがあっている。そりゃファイターズもほしいでしょうけど、上沢に自由に身の振りを決めて良いというスタンスなんじゃないかな。いずれにせよ、上沢はソフトバンクか日本ハムでしょ」と分析した。
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■「決断を肯定してほしい」と呼びかけ
その後、パシフィック・リーグへの思いなどを語った岩本氏は、「皆さんにお願いがある」と神妙な顔で切り出す。
そして「上沢がどんな決断をしても、彼を肯定してあげてよ。1番悩んでいるのは、本人やねんから。自分の選んだ道、熟慮があって選んだ道、それを絶対的に応援してあげてほしい。それが野球界の発展、応援しているチームの発展につながる」と訴えていた。
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■視聴者の反応は…
上沢投手については九州のメディアが「ソフトバンクが獲得調査を開始した」と報じた。
ソフトバンクに移籍した場合、ポスティングで移籍後わずか1年で帰国し、認めてもらった日本ハムのライバル球団に入団することになるため、ネット上で一部ファンから怒りや、ポスティング制度の不備を指摘する声が上がっている。
岩本氏の発言はこのような批判を受けたものだと思われるが、動画コメント欄では上沢投手のソフトバンク移籍に否定的な書き込みが目立っている状況だ。
