ライデル・マルティネスが巨人入団で「来年も優勝」 高橋尚成氏が起用法を予想
読売ジャイアンツ入団が確実視されているライデル・マルティネス。高橋尚成氏が考えるクローザー起用法とは。
元読売ジャイアンツの高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』で、巨人との2年24億円で契約合意と報道されているライデル・マルティネス投手について語った。
■巨人入り報道に高橋氏が…
マルティネス投手の巨人入り報道に高橋氏は「今年優勝できたのは、ピッチャー陣のおかげだと思う。さらにストロングポイントのピッチャーを採れたら、こんなに大きなことはない」と笑顔を浮かべる。
続けて「来年もピッチャーで十分勝てるぞと。菅野智之投手がいなくなっても、マルティネスがブルペンに入ったらぜんぜん違うことになる」とコメントした。
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■入団した場合の起用法は?
スタッフからマルティネス投手の起用法を質問された高橋氏は「8回に流れを止めて、9回へということもある」と予想。
2005年ごろ、猛威をふるった阪神タイガースの「JFK」を例に出し、「7回にジェフ・ウイリアムス、8回に藤川球児監督が投げて、バチっと6人で抑えて、流れを一気に止める。そうすると9回が凄くいきやすい」と持論を展開した。
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■「来年も優勝」
マルティネス投手がそのうえで「もしかしたら、8回にマルティネスが入って、9回に大勢投手なら、これはもう無敵。球界を代表するクローザーが2人いたら、とんでもないブルペン陣になる」と語る。
続けて「ここにケラー投手とか、中川皓太投手がいたり、バルドナードや新人王を採った船迫大雅投手もいる。ブルペン陣の厚さも増すから、来年も優勝だな。マルティネスが採れたら」と予想した。
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■大きな戦力補強に
マルティネス投手はキューバからの派遣選手。160キロに迫る速球と正確なコントロールで、303試合に登板し、14勝18敗42ホールド、166セーブ、防御率1.71と圧倒的な成績を残している。
巨人に入団した場合、大勢投手とマルティネス投手が8、9回に投げる可能性や、「大勢投手が先発に回るのではないか」という声も。
FA宣言した大山悠輔選手、石川柊太選手の獲得に失敗した巨人だが、マルティネス投手が加入となれば、大きな戦力補強といえそうだ。