サンタさんの正体、早めに気付いていた人が約半数 「プレゼントを置く気配で…」
信じて夢見ている子供には大きなショックを与えることなく真実を伝えたいのだが…。
サンタクロースは、いつまでプレゼントを届けに来てくれた? 子供たちが心待ちにしている彼について、編集部で調査してみました。
■サンタクロースの存在を信じていた?
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女731名を対象に実施した調査では、全体で48.4%の人が「子供の頃、サンタクロースの存在を信じていた」、51.6%が「割と早めに正体を知った・気付いた」と回答した。
なお男女別に見ると、「信じていた」と回答した男性は44.4%、女性は52.3%、「割と早めに正体を知った・気付いた」と回答した男性は55.6%、女性は47.7%という結果となった。
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■弟のために知らないふりを貫いた
編集部が話を聞いた30代の女性は、「私は小学校4年生のときに正体を知ってしまったのですが、弟がまだ信じていたのでずっと言えずにいました」と振り返った。
プレゼントを枕元に置きにきた気配になんとなく覚醒し、正体を察してしまったのだが、誰も自分が起きたことに気付かれていなかったため、弟のためにもその後2年くらいは知らないふりをしていたという。
小学校4年生にして弟思いの健気な姉だ。兄弟がいる家庭では悩ましい問題でもあるだろう。
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■真実を知る経緯によって衝撃も違う
サンタクロースの正体を知るきっかけについてネット上で探してみると、女性のようなケースのほかにも、「友達との会話から」、「兄弟にバラされた」、「事前にプレゼントを発見してしまった」といったエピソードなどが見られた。
真実を知るタイミングや経緯によっては衝撃も違ってくるだろう。信じてワクワクしていたのにいきなり現実を突きつけられると傷ついてしまう子もいるかもしれない。反対に、薄々気付いている子は、早く真実を知りたいと思っているかもしれない。
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■傷つかないように知らせたい
子供心を傷つけないように真実を知ってもらうのはなかなか難しいものだ。できることならショックを受けることなくそのタイミングを迎えてほしいと思うもの。
きっと今年もたくさんの子供たちにサンタクロースからのプレゼントが贈られることだろう。その裏で子供たちに夢を届けようと頑張っている大人たちの深い愛情に心からの拍手を贈りたいと思う。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女731名 (有効回答数)