元週刊文春記者「中居くんの名前がよく挙がっていた」 芸能界の“闇飲み会”について多くの週刊誌が掴んでいた情報

中居正広さんの女性トラブルについて「大きな構造をはらんだ問題」と語りました。

2024/12/26 12:30


中居正広

25日、YouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』で生配信を実施。世間を賑わせている、タレント・中居正広さんの“女性トラブル”の背景について語りました。

【動画】トラブルの背景に「来年、社会を揺るがす問題に発展しかねない」



■9,000万円の支払い

元週刊文春の記者・赤石晋一郎さんと甚野博則さんが様々なニュースを掘り下げていく同チャンネルで、今回は「緊急ライブ」と題し生配信。本日26日発売の『週刊文春』でも取り上げている、中居正広さんのスキャンダルの“背景”について解説していきます。

今月19日、『女性セブン』が中居さんの女性トラブル、女性側に9,000万円の解決金を支払ったとの記事を掲載し、世間を賑わせました。


関連記事:松本人志が出したコメントの“ある一文”を元文春記者が指摘 「なんとかグレーにしたいという…」

■フジテレビで“上納システム”が?

9,000万円という金額に、赤石さんは「これまで取材して、セックストラブル・男女問題・それ以上の問題でも、日本において9,000万円というレベルを支払うという話は聞いたことがない」と想像以上に高額だったことに触れ、「重大なスキャンダルだったとわかる」と説明。

被害に遭った女性について、名前も知っているものの報道基準として伏せるとしながらも、フジテレビの局員であったということを伝えます。『女性セブン』では、フジテレビ編成幹部がセッティングした飲み会に幹部が急用で現れず、個室で女性と2人きりになった中居さんがトラブルを起こしたとの記載も。

赤石さんは週刊文春記者が、フジテレビ社長の港浩一氏にも取材をしていることを明かし「どういうことかというと、中居くんと女性個人のトラブルということではない。会社がタレントに上納システムがあったという疑惑がある。大きな構造をはらんだ問題」と考察しました。


関連記事:大胆演技が話題の篠田麻里子、再起の裏で取り沙汰された“借金報道” その裏側を元文春記者が解説

■“闇飲み会”では中居の名前が…

松本人志さんの一件で芸能界の“闇飲み会”が世間に知られることになりましたが、赤石さんは「当時、“闇飲み会”でどんな人がいるんだという話になった。芸人Aさんと中居くんの名前がよく挙がっていた」「去年の前半くらいから、中居くんと飲み会の問題がありそうだ、といろんな週刊誌がつかみはじめていた」と告白。

松本人志さんの問題でも、報道されたあとに同じく被害に遭った女性が声をあげたことを振り返り、甚野さんは「この報道を受けて、私も…という人が出てくる可能性だって、ないとも言えないですよね」とコメント。赤石さんは頷きながら、今回の被害者女性が「私以外にもいる」と話をしていることを明かしました。


関連記事:羽生結弦離婚の根底にある問題点は、スポーツ選手の範疇を超えた“活動” 元文春記者が考察

■「来年、社会を揺るがす問題に…」

被害女性は、中居さんだけでなくフジテレビに怒りをあらわにしているといい、赤石さんは「上司にハメられた、という流れのなかでトラブルが起きている。会社がそういう上司を許してきたという状況がある」と語ります。

続けて「性トラブルに発展しかねない“上納システム”がフジテレビでもあったのか、なかったのか…というのが今後は大きな焦点になってくる」「来年、社会を揺るがす問題に発展しかねない」と伝えました。

次ページ
■中居正広の女性トラブルの背景
女性中居正広週刊文春元文春記者
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング