卸業者が明かした「新鮮な牡蠣の見分け方」 よく見ると“ある部分”に違いが…
寿司店のバイヤーさんたちが牡蠣を仕入れるときに「チェックするポイント」。これは覚えておきたいかも…。
いまが旬の「牡蠣」。年末年始用に自宅で食べる人もいるのではないでしょうか。以前『ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)で紹介された、より新鮮な牡蠣の見分け方が話題になりました。
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■より新鮮な牡蠣は「ひだ」で分かる?
話題になったのは、今年12月14日の放送回。
回転寿司チェーン店の担当者たちが寿司のネタ知識を競い合う企画のなかで、写真左側のような「ひだの色が黒い牡蠣」と右側のような「ひだの色が薄い牡蠣」より新鮮なものはどちらか、というクイズが出題されました。
私たち消費者には、選別された新鮮で安全なものが提供されるためほとんどの人が気にしたことがないと思われますが、よ~く見るとひだの色に違いが。
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■色素胞の変化によるもの
この問題を出題した老舗仲卸業者「吉善」の担当者によると、より新鮮な牡蠣は「外とう膜と呼ばれるフチ(ひだ)の部分がより厚く、黒黒としたものがより新鮮」とのこと。
これは、色素胞という細胞の変化によるもので、生きているときは色素胞が広がり色が濃く見え、死ぬとそれらが縮まり白っぽくなるからだといいます。
この色素胞による色の変化は「イカ」でも見られるといい、生きているイカは透き通っていますが、水揚げされるとすぐに黒く変色。その後1日かけて乳白色に変わっていくため、回転寿司チェーン店でも各社のバイヤーさんたちは「色」もチェックしているのだとか。
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■お鍋用の牡蠣もちょっと気にしてみては
余談ですが…。編集部が以前、全国の10代~60代の男女800名を対象に「年末の食事」に関する意識調査を行った際、全体で10.8%の人が「大晦日の夕飯に毎年お鍋を食べがちだ」と回答していました。
年越しそばとは別に、一定数の人が大晦日の夕飯にお鍋を食べているよう。お正月ということで、いつもよりちょっとリッチな具材を加える人もいるのでは?
奮発して生食用やお鍋用の牡蠣を買うときに、ひだの色を少し気にしてみても良いかもしれませんね。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)
調査対象:全国10代~60代の男女800名