袋麺が「驚くほど」おいしくなる作り方 茹でてから“2分”が勝負だった
袋麺を作るときは要注意? じつはやってしまっているかも…。
年末年始の疲れで料理する気が起きない…そんな時こそ袋麺が頼りたくなる。じつは袋麺を作るとき、やってはいけないことがあった?
昨年11月5日放送の『あさイチ』(NHK)の袋麺特集で、インスタント麺研究家の大和イチロウさんがおすすめする方法が話題を呼んだ。
■「麺にすぐ触る」はNG?
袋麺を茹でる際に手持ち無沙汰でついつい箸で混ぜたくなるが、大和さんによれば「ムチャムチャ触ると超NG」とのこと。大和さんが推奨するのは、自身が編み出した「2/3ルール」で、これをすることで「めちゃめちゃおいしくなります」と力説した。
多くの袋麺が3分なので、この2分間何もしないのは意外と難しい…。
規定の時間の2/3ほど茹でた時点でほとんど麺はほどけているといい、そこでようやく箸を入れてゆっくりと左右に動かし、段々と揺らすスピードを早める。なお、硬い状態で麺に触れるとヒビが入ってふやけやすくなるため、硬麺好きの人ほど触るのはNGだという。
ちなみに、麺を触らない方法は「マルちゃん正麺」公式も推奨する調理法でもあり、麺のおいしさがたしかに違うのでおすすめだ。
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■3割の人がすぐほぐす
Sirabee編集部が全国10〜60代の袋麺をよく食べる533名に麺をほぐすタイミングについて調査したところ、全体の31.5%が「すぐにほぐす」と回答。少数派とはいえ3割は意外に多い結果といえるのではないだろうか。
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■「加熱しながらスープ入れ」はNG?
スープを入れるタイミングにも要注意。麺を茹でた鍋にスープを入れ、そのままグツグツと火を入れてしまいがちだが、作り方に「火を止めてスープを入れる」と記載がある場合は、記載通りに作ったほうがよりおいしくなるという。
とくに醤油ラーメンの場合は、醤油の香りが飛んでしまうため要注意だ。
各々に好きな食べ方があるので「絶対にNG」ということはないが、袋麺を作るときはこれらの方法に気をつけるといいかもしれない。
この記事は2024年11月23日に公開された記事を編集して再掲載しています。
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(文/Sirabee 編集部・二宮 新一)
調査対象:全国10代~60代の袋麺を食べる機会がある男女533名