2024年に中日ドラゴンズが巨人に勝てなかった理由 片岡篤史氏が告白「良いところで…」
昨年中日ドラゴンズのヘッドコーチを務めた片岡篤史氏が、巨人に勝てなかった理由を語った。
前中日ドラゴンズヘッドコーチの片岡篤史氏が、自身のYouTube『片岡篤史チャンネル』で2024年の中日対巨人戦を振り返った。
■片岡氏が2024年を振り返る
昨年まで中日のヘッドコーチを務めていた片岡氏が、2024年のセントラル・リーグを振り返った今回の動画。
阿部慎之助監督のもとリーグ優勝をつかんだ巨人について片岡氏は、菅野智之投手の復活を挙げ、「2024年は球が速かった」と告白する。
また菅野投手登板時に先発出場した小林誠司捕手にも「(同志社大学)唯一の後輩が菅野の復活によって、彼も生きる道が出てきたと思う」とコメントした。
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■岸田捕手の活躍を称賛
片岡氏は「2024年の巨人はね、キャッチャーの岸田が前半戦、良かった。バッティングが良かったよ」と岸田行倫捕手の活躍を指摘。
同選手について「終わってみればそんなに打率は上がってないけど、前半のバッティングはものすごい。俺は2023年は知らんけど、良いところで打たれたよ」と振り返った。
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■巨人との戦いを振り返る
岸田捕手のバッティングを「肩が良いから。大城卓三はなかなか出番がなかったけど。彼の成長やね。前半は見違えるようなバッティングだし、言いところで打たれた」と片岡氏は絶賛する。
さらに「巨人との試合は接戦が多かったでしょ。最後、ホームランで決められたような試合が多かったと思う」と回想。
阿部監督の采配には「どっちかといえば厳しい監督で、昭和的な匂いがするような監督だと思うんですけど、彼の厳しさと兄貴分的なところがあって、若手がでてきた」と分析。その後も巨人の若手について、独自の見解を語っていた。
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■巨人に大きく負け越し
立浪前監督3年目だった2024年の中日ドラゴンズ。巨人には9勝15敗1引き分けと大きく負け越した。
一方で、2024年8月終了時点で首位だった広島東洋カープには16勝8敗1引き分けと大きく勝ち越し。広島がBクラスに沈み、巨人が逆転で優勝した要因の1つに挙げられている。