巨人・田中将大、江川卓氏は「直球のスピードが戻ることはない」と指摘 一方で、最適な投球スタイルは…
江川卓氏が読売ジャイアンツ・田中将大の起用法や投球スタイルを分析。今のままでは先発ローテーションには入れない?
元読売ジャイアンツの江川卓氏が、自身のYouTubeチャンネル『江川卓のたかされ』を更新。巨人に入団した田中将大投手について語った。
■田中投手の起用法を分析
スタッフから田中投手の起用法を質問された江川氏は「ローテーションと言っても、10日に1回ぐらいだと思います。 1週間に1回という使い方はしないと思います」と分析する。
続けて「ローテーションが少しあくところで、10日に1回ぐらい投げて抹消してもいいんですけど、そういう使い方でたぶん行くんじゃないですかね。10日に1回で行けば、月3回投げられるので。 17、8回は投げられますから、そういう使い方がいいんじゃないかなと僕は思います」と予想した。
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■ピッチングスタイル変更を提言
江川氏は田中投手の投球スタイルに「肘を手術されているので、たぶんスピードは戻ってこないと思います、年齢的に。スピードが復活することはないと考えていくほうがいいと思う」と提言。
田中投手が全盛期に得意としていた速球と落ちるボールを主体とした投球を続けることは「難しい」と指摘したうえで、変化球やインコースのボールを増やし、球を速く見せるようなピッチングスタイルに転向するのではないかと予想した。