大切なデータも一括管理! UGREENの『NASync DXP』シリーズが超パワフルで使い勝手よさそう
UGREENが2月14日よりクラウドファンディングを開始する『NASync DXP』シリーズ。一足先に製品を試してみた。
充電器やモバイルバッテリーで知られる中国の家電ブランド「UGREEN」が、『NASync DXP』シリーズのクラウドファンディングを2月14日よりスタートする。今回、一足先に同シリーズの『NASync DXP4800 Plus』を試させてもらったので、製品の魅力を伝えていこう。
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■そもそもNASって…?
まず、今回登場した『NASync』シリーズは、UGREENの「NAS(Network Attached Strorage)」キット製品となる。
あまり耳馴染みがない人も多いかもしれないが、NASとは“ネットに接続するHDD”のことであり、基本的な目的はデータを管理する「外付けHDD」と同じといえる。
しかし、PCに直接つなぐ外付けHDDとは異なり、NASは自宅のルーターに接続することで複数デバイスにデータを共有できるのが特徴。写真や動画、ドキュメントなど様々なデータを、自宅はもちろん屋外のPC・スマートフォン・タブレットなど複数のデバイスで同時に使用できるのだ。
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■基本的なスペックは…
今回試していく「NASync DXP4800 Plus」で、まず初めに注目するポイントが容量だろう。
今までパワフルな製品を多数展開しているUGREENにぴったりな最大ストレージ容量が「112TB(4×24TB + 2×8TB)」となっていて、ほとんどのユーザーが容量で困ることはないはず。
また、見た目通りドライブベイ(HDDを設置するスペース)は4つ用意されていて、底面のフタを外せばM.2 SSDを追加で搭載することができる。より高速なデータ転送を求める人にもおすすめできそうだ。
なお、同製品は2つの独立したLANポート(10GbEと2.5GbE)があり、最大1,250MB/秒でデータの転送が可能。4Kビデオなど大きなファイルを転送するときにも役立つだろう。
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■実際に使ってみた
実際に設置してみるとこのような感じ。まあまあのサイズ感にも思えるが、112TBまで対応していると考えるとむしろコンパクトかもしれない。実際にルーターに接続し電源を入れると、小さめのゴゴゴゴ…というHDDを読み込む際の作動音がなる。
試しにPCで取扱説明書に記載されている初期設定用のURLを打ち込むと、しっかりと同製品が認識され無事に接続することが出来た。正直、接続の段階で手こずると思っていたためここがスムーズなのはありがたい。
アカウントの設定などを済ませるとこのような画面に。
初期はかなりシンプルな状態になっていて、そこからユーザーそれぞれがカスタマイズできるようになっている。こちらはウェブブラウザだが、スマートフォン(やPC、スマートTV)では専用アプリ「UGREEN NAS」を介してファイルへアクセスしたり各種設定を変更したりすることも可能。
試しにスマートフォンの写真をバックアップしてみたが、ガンガンと転送されこれが心地良い。今回は8TBのHDDを搭載しているため、41GB程度のデータでは屁でもないといったところ。
このように、かけがえのない写真もしっかりと保管されていて安心。
とんかつは冗談だが、「子供の成長記録」「家族やペットの写真」「友人との思い出」といった大切なデータを保管したり、「YouTube撮影の動画」「旅行先で撮った綺麗な映像」など容量の大きなデータも安心して保管することができる。
スペックの高さ故に万人にマッチする製品ではないのは確かだが、「大切なデータがたくさんある」「重めのデータを扱う事が多い」「複数人でデータを共有したい」という人は、クラウドファンディングを要チェックだ。
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■執筆者プロフィール
根室 ひねき:『Sirabee』編集部記者。
ブラックコーヒーとブラックチョコで稼働している、東京育ちの20代のライター。取材、食レポ、エンタメ系などを中心に執筆することが多い。筋トレの沼から抜け出せなくなった悲しきゴーレム。
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(取材・文/Sirabee 編集部・根室 ひねき)