高橋尚成氏、伊藤優輔のソフトバンク移籍に落胆 人的補償制度の改革を提案し「プロテクト枠を…」
甲斐拓也の人的補償選手として巨人からソフトバンクに移籍した伊藤優輔。高橋尚成氏は「残念」と語り、人的補償制度に苦言を呈した。
元読売ジャイアンツの高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』で、伊藤優輔投手の人的補償による福岡ソフトバンクホークス移籍に落胆の声をあげた。
■伊藤投手の移籍に高橋氏が落胆
伊藤投手のソフトバンク移籍に高橋氏は「正直残念だなという感じですね。ジャイアンツにとって、かなり戦力になる選手の1人と見てたので」と肩を落とす。
1月8日公開の動画で、高橋氏が同投手を「菅野智之投手の穴を埋める選手として最も期待している」と話していたことが紹介されると、「まさかプロテクトされていないとは。ソフトバンクも見る目があるなという感じですね」と語った。
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■プロテクト枠に異論も
話を聞いたチャンネルスタッフは「人的補償のプロテクト枠、28人は少ないと思いませんか?」と問いかける。
以前から動画内でFA移籍による人的補償制度に否定的な見解を示していた高橋氏は、「そうですね、少ないですね。この制度は良くない。もう少し改善したほうがいいかもしれないんですけどね。こればっかりはセンシティブな問題で難しい」とやんわりと苦言を呈した。
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■40人プロテクトしたい?
人的補償のプロテクト枠には「28人の枠は少なすぎますよね。そう考えると、たとえば35~40人近くの枠にするとかね」と提案する。
しかし「これもね、話し合った結果のルールだと思うので、なんとも言えないですね」と現行のルールに理解も。伊藤投手が抜けた巨人のローテーション争いには、若手投手陣に期待を寄せた。