ゴミ置き場に停められたLuup、変わり果てた姿に目を疑う あまりに「無法すぎる」と話題に…
冬の季語である干し柿を、なぜかLuupポートにて発見。「あまりに無法すぎる」と、話題を呼んだ。
「目には目を、歯には歯を」や「毒を以て毒を制す」という言葉があるように、時には相手の流儀で相手を打ち負かすことも重要となる。
以前X上では、これらの言葉を地でいく「無法すぎる光景」が話題となっていたのだ。
■Luupのポートで目撃したのは…
今回注目したいのは、Xユーザー・葉入くらむさんが投稿したポスト。
「無法すぎる」と、意味深すぎる一言が綴られた投稿には、電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービスでお馴染みな「Luup」のポートが写った写真が添えられている。一見するとなんの変哲もない光景だが…。
なんと、自転車のハンドル部分には、ハンガーを使用して「干し柿」が作られていたではないか。
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■「情報量が多すぎる」
Luupのポートがゴミ置き場に設置され、しかも自転車本体は「積載禁止」の蓋の上に駐輪。そこに加え、なぜかゴミ置き場という環境で、さらには電動キックボードのハンドル部分で干し柿を作っている…という、カオス極まりない光景は瞬く間に話題に。
件のポストは投稿から数日で6,000件近くものリポストを記録し、Xユーザーからは「無法すぎるのに、ホッコリする」「走ってなくても世紀末なのかよ」「情報量が多すぎる」「最新の無法と、伝統の無法の融合」など、多数のツッコミが寄せられていた。
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■発見者「夜にはなくなっていた」
その利便性に注目が集まる一方、利用者のマナーやモラル、そして運営側の企業倫理が度々話題となっているLuup。
昨年にもマンションの「避難器具効果地点」に設置されたポートや、屋外消火栓の真正面に設置されたポートに対し、消防法の観点から疑問の声が相次いでいた。
ポスト投稿主・葉入さんも、Luupのそうした運営に疑問を感じていた模様。話題となった写真は、東京都大田区にあるアパートの付近で撮影したそうだ。
無法すぎる pic.twitter.com/GnwyJeRzbF
— 葉入くらむ (@Kuram_Haily) November 30, 2024
葉入さんは発見時の様子について、「ちょうどお昼すぎで天気も良く、柿がLuupの自転車に干されている光景に季節を感じて撮影しました」「ちなみに、その日の夜に確認したら干し柿も回収され、自転車もなくなっていました」と、振り返っている。
ポスト投稿の経緯に関しては「干し柿という日本の伝統的な風物詩を、Luupという近未来的な乗り物に吊るすところに、フリーダムさを感じて『無法すぎる』と投稿しました」と、侘び寂びを感じさせるコメントが得られたのだ。
冬の寒さを乗り越え、春にLuupのポートを訪れれば、春ならではの風流な無法が見られるかもしれない?
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)