道路に設置された大量の看板、予想外な光景にギョッとした 「こんなことある?」と話題に…
奈良県・天理市の道路にて発見された大量の「飛び出し坊や」が話題に。現地の交通事故の件数を、奈良県警に取材した。
人々に注意を喚起するため設置される看板の中には、文字を用いないタイプも存在する。
現在X上では、その代表格とも言える「飛び出し坊や」が設置された道路に対し、驚きの声が上がっているのをご存知だろうか。
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■この道路、圧を感じる…
ことの発端は、島を歩いて記録することを趣味としているというXユーザー・百島純さんが投稿した1件のポスト。
本文には「ちくしょう、飛び出し坊やばかりではないか」と、漫画家・つげ義春の代表作『ねじ色』に登場する印象的な台詞をもじった1文が綴られている。そして、ポストに添えられた写真を見ると…。
そこには確かに、大量の飛び出し坊やが左右にそれぞれ配置された道路が写っていたのだ。
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■「こんな光景、初めて見た」
なんとも印象的な光景は人々に衝撃を与え、件のポストは投稿からわずか数日で1万件以上ものリポストを記録する事態に。
Xユーザーからは「こんな光景、初めて見た…」「シューティングゲームみたいですね」「夕暮れ時になると、ホラーゲームっぽくなりそう」「怖すぎる」「こんなに密集することあるんだ…」など、驚きの声が続出している。
ポスト投稿主・百島さんに話を聞いたところ、こちらの写真は11日、奈良県天理市の某市道にて撮影したものと判明。発見時の心境について、百島さんは「なんだ、この空間。飛び出し坊や多過ぎない? と思いました」と、振り返る。周辺を確認したところ、合計11体の飛び出し坊やが設置されていたそう。
こちらの光景を受けて「現地では児童の交通事故が多発しているのでは…」と、不安に感じた人もいることだろう。また、Google Mapで現地を確認したところ、撮影時点では飛び出し坊やが1体も確認できなかった(撮影日は2023年2月)のも、気になる点である。
そこで今回は、こちらの道路を管理する天理市、および奈良県警察に詳しい話を聞いてみることに。その結果、意外な事実が明らかになったのだ…。