『紅白』の特別手当に元NHK・神田愛花も驚き「割に合わない」 「電話帳2冊分」台本丸暗記なのに…

元NHK・久保純子アナが『ぽかぽか』に出演。『NHK紅白歌合戦』の司会を務めた彼女が当時の「特別手当」を後輩・神田愛花らに明かして…。

2025/01/28 18:30


神田愛花

28日放送『ぽかぽか』(フジテレビ系)に「クボジュン」の愛称で親しまれた元NHK・久保純子アナが登場。司会を務めた『NHK紅白歌合戦』の裏話を語り、大きな反響を呼んでいる。



■元NHKアナがゲスト

元NHKのフリーアナウンサー・神田愛花とお笑いコンビ・ハライチがMCを務める同番組。この日は神田の大先輩で、現在は米国・ニューヨークに移住したフリーアナウンサー・久保アナがゲスト出演した。

98年から3年連続で『紅白』の司会を務めた久保アナ。「紅白また出られるものなら出たいっぽい」とのイメージを発表されるも、「いやぁちょっともう厳しいかも」と不正解の「×」の札をあげる。


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■久保アナの『紅白』裏話

『紅白』では、アナウンサー用のカンペは出ないため、1週間かけて「電話帳2冊分ぐらいの台本を丸暗記する」過酷な現場だったと久保アナは回顧する。

「紅白の知られざる裏側」と題して、観客4,000人に対し演者やスタッフもほぼ同数関わっていたと解説。「スタッフのみなさんも日に日にどんどん元気がなくなっていくので」「青白歌合戦、青白くみんながなっていく青白歌合戦と裏では言ってます」と懐かしんだ。

本番前も本番中も気を抜けない大変な現場だったと強調しながらも、やはり貴重な体験だったらしく、当時、出産を経て『紅白』で復帰した歌手・安室奈美恵さんとの共演の思い出を笑顔で語った。


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■『紅白』の特別手当

「思い出がいっぱいある仕事」だった『紅白』だが、久保アナは大晦日まで働いた際の「特別手当が1,000円だった」点には不満を漂わせる。

ハライチらが驚くなか、神田は「私の世代のときは月の残業(代)でした」と反論。「制限はありましたけど…1,000円とかではなくって、最後の1週間とかほぼ徹夜じゃないですか、それを1ヶ月の残業としてちゃんとつけるっていう」と解説し、進行役のフジテレビ・岸本理沙アナも「(給与に含まれる)みなし残業」だったのではとフォローしていた。


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■「割に合わない」との声も

久保アナは神田の主張にうなずきつつ、「残業代はありましたけど、特別手当みたいなのが1,000円でした」と苦笑、ハライチ・岩井勇気は「1,000円だったら…その1,000円あげるってなんなの? 逆に」と首を傾げる。澤部佑や久保アナは「交通費」だとまとめて場を和めていた。

国民的番組の特別手当が「1,000円」だと明かされ、視聴者からも「紅白っていうめちゃくちゃ責任ある仕事の手当が1,000円か…100万くらい貰わないと割に合わないぞ」「特別手当1,000円て…って思うけど、某大手飲食企業も年末年始手当は1,000円だけだったよ」「紅白のお足代1,000円?」と驚く声が殺到している。

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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ

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