伊集院光、フジテレビ会見=“万引きGメン特集”と独自の見解 「あれにちょって似てる」
伊集院光がフジ会見に集まった記者たちへの違和感を告白。「サディスティックなものに火が付いた」と私見を述べる。
27日深夜放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)に、タレントの伊集院光がメインパーソナリティとして出演。フジテレビ記者会見の参加記者に抱いた“違和感”を語った。
■あれは報道なのか
冒頭トークから伊集院は「同じ業界の人間として、しおらしくしてろみたいなこともあるんだろうとは思うけど、フジテレビはもちろん、記者の人たちもオレは好きになれない」と、27日の夕方から約10時間にわたって行われたフジテレビの臨時会見についてコメント。
「これは正義なんですか、報道なんですかって、よくわからないけど、そういうものには見えないんだよね、俺にはね。子供だって言われたら子供なのかもしれないけど」と、会見に集まった報道陣への印象を語った。
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■正義感が暴走すると…
さらに「なんかさ、万引きGメンみたいな特集見てると、そりゃあ、お店からすると許せませんよ。アンタがそのスナック感覚で万引きしてる品物の損失を、どれだけ頑張ってこっちは稼いでるんだ、って気持ちはわかるんだけど…」と続ける。
今回の会見を万引きGメンの特集番組に例え「アンタここで立ち直らなきゃダメになっちゃうよ、っていう正義みたいなものの後ろから、お店の人のサディスティックなものに火が付いちゃったな、って思ったあたりから見てられなくなる。あれにちょって似てるかもしれない」と私見を述べた。
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■“悪い”なら叩いてもいい?
また伊集院は「そりゃあこの人達が悪いんだろうってことはわかるよ、だけどそれを指摘してる人たちも、なんつーのかね、答えられないってわかってるじゃんって。手足を縛られてるってわかってるところに、“悪いんだから”ってみんなで棒で叩く感じっていうのも…うーん」と、会見で感じたモヤモヤについて説明。
最後は「まぁまぁ色んな意見あると思うけどね、こちとらじゃあ何か違和感を喋ったところで、どうせお前はフジテレビで仕事してるから、フジテレビの味方だろとか、そういう風になってまで何か意見を言おうかっていう気も、それほど起こらないしね…」と話し、話題を切り替えていた。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)