LUUP駐輪場、ゴムシート下に隠された物体にゾッとした… 「悪質すぎる」と非難相次ぐ

宮城県仙台市で発見されたLUUPポートの設置場所が「あまりに悪質」と物議を醸している。周辺の状況について、同市水道局に話を聞いた。

2025/01/30 04:45


街中の至るところで目にするようになった電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」。

しかしネット上では、同サービスにおけるポートの設置位置が「あまりに酷すぎる」と、たびたび物議を醸しているのだ。


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■LUUPが設置された地面を見て驚き

今回注目したいのは、Xユーザー・あずまさんが投稿したポスト。

「水道メーターの上にLUUPの設置で叩かれたら、問題解決方法として、ゴムシートを敷いて無かったことにするとは」と綴られた投稿には、LUUPの看板と、地面に敷かれた複数のゴムシートが写った写真が添えられている。

LUUPポート

一見すると何の変哲もない光景だが、問題なのはゴムシートの敷かれている箇所。なんとシートの隙間からは、地面に設置された水道のメーターボックスが覗いていたのだ。

LUUPポート

ポスト本文は「なぜ、この解決法で良いと思うのか。ちょっと考えれば分かると思うけど、コンプラも仕事してないなぁ」と、締められている。


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■「臭い物に蓋」と疑問の声

当然の話ながら、メーターボックスの上に物が置かれていては蓋の開閉は不可能。そのため通常、これらの蓋部分には「積載禁止」の4文字がハッキリと記されているのだ。

しかし昨今、LUUPがこうしたメーターボックスの上にポート、および電動キックボードを設置しているケースが全国で散見され、ネット上で物議を醸している。

そのため、地面にゴムシートを敷くという対応を見て「メーターボックスの存在そのものを隠蔽している」と解釈した人も少なくなかっただろう。

実際、件のポストは投稿から数日で1万件以上ものリポストを記録し、Xユーザーからは「ウソでしょこれ…」「そこまでしてポート設置したいん?」「流石に、こんな悪化するなんて思わなかった」「『臭いものに蓋』を見事に体現している」「あまりにも悪質」など、驚きと疑問の声が相次いでいた。

そこで今回は、問題の光景について仙台市水道局に詳しい話を聞いてみることに。その結果、驚きの舞台裏が明らかになったのだ。

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■「仙台市内」の状況に驚き…
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