和田明日香さんの「絶対失敗しない親子丼」 “味が染みる秘訣”もすごかった
『家事ヤロウ!!!』和田明日香さんの「絶対失敗しないメシ」の親子丼レシピを実際に作ってみた。
親子丼といえば、簡単そうでいて火の通し方が難しい料理の一つ。しかし、料理家・和田明日香さんのレシピなら、失敗知らずで抜群においしく仕上がる?
14日放送の『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)の「絶対失敗しないメシ」で和田さんが披露したレシピを、実際に作って試してみた。
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■和田さん流「親子丼」の材料
・玉ねぎ:1/2個
・かつお節:1パック(4〜5g)
・鶏ひき肉:160g
・ご飯:適量
・酒:大さじ2
・しょう油:大さじ2
・みりん:大さじ2
・砂糖:小さじ2
・水:大さじ2
・卵:4個
・米油:小さじ2程度
・焼き海苔:1枚
・三つ葉:1本
鶏肉はひき肉を使うことで味が染み込みやすくなり、中でも、もも肉を選ぶのがおすすめだという。
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■親子丼の作り方
ボウルに鶏ひき肉、醤油、酒、みりん、砂糖を入れて混ぜ、調味液がよく馴染んだら揉んで細かくしたかつお節、水を加えてさらに混ぜる。
フライパンに米油を入れ、スライスした玉ねぎを炒める。このとき、たまねぎの香りを出すためにあまり触らないのがコツ。
そこに先ほどのひき肉を入れ、「肉の塊っぽさ」を残すようにあまり触らずに加熱する。ひき肉なのであっという間に火が通る。
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■黄身と白身を分ける
このレシピ最大の特徴が、卵の黄身と白身を分けて火を通すこと。こうすることで、黄身は十分火が通っているのに白身はまだ固まっていない…というあの失敗がなくなる。
まずは白身を回し入れてある程度⽕を通す。
⻩⾝を加えて⽕を⽌めて、蓋をして1分ほど蒸らす。これなら好みの黄身の感じが出せるので嬉しい。編集部では、半熟までいかずある程度火を通し、表面だけとろっと感が出るようにした。
器にご飯を盛り、焼き海苔をちぎってのせ、最後に具を盛り付けたら和田さん流親子丼の完成だ。三つ葉を乗せたら見た目がグッとよくなる。
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■失敗いらずでおいしい
かつお節の旨味が入った調味料が肉にしっかりと染みていておいしい。卵の食感も今日の筆者の気分にぴったりだ。
卵を黄身と白身に分けたり、ひき肉に味を染み込ませる工程があったりと一般的な親子丼よりも少し手間だと感じる部分もあるが、味も決まって卵の失敗もないので、親子丼に自信がない人におすすめだ。ひき肉ではなく、切り身を使う場合もこの卵の使い方は取り入れたい。
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