『おむすび』本当の主役は橋本環奈・結ではなかった? あの人の“再生劇”に「涙が止まらん」の声

NHK朝ドラ『おむすび』で視聴者の涙腺を崩壊させた、ある登場人物の再生ストーリー。「こんな展開になるなんて」と驚きの声も。

2025/01/30 15:30


橋本環奈

30日放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』にて、ナベさんこと渡辺孝雄(緒形直人)が再スタートを決意。予想をはるかに超える物語に涙腺が崩壊する視聴者が続出した。



■孝雄の再スタート

近くに大型ショッピングセンターを建設する計画を阻止するため、商店街の盛り上げに力を入れるさくら通り商店街の人々。店が建設計画地である孝雄も土地売却を拒んでいた。

ところがそんなある日、孝雄が土地売却を決意したことが判明。聖人(北村有起哉)は孝雄の店に行き、「ホンマにええんか? ここは真紀ちゃんとの思い出が詰まった家やろ。ホンマに売ってええんか?」と尋ねるが、孝雄は「もう決めたんや」「俺は職人や。腕一本あればどこでも、生きていける」「これは真紀が望んでたことや」と答える。

孝雄の背中を押したのは自分と一緒に東京に行きモデルをすることを夢見ていた亡き娘・真紀(大島美優)の「うちのお父ちゃんならどこに行っても大丈夫やもん。日本一の靴職人なんやもん」という言葉で、「東京で“2人で”暮らす」「(真紀は)ここ(心)ちゃんとにおる。だから、真紀といっしょに東京行く」と晴れやかな顔で話した。


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■SNSでは感動の嵐

かつて妻に先立たれ、震災で一人娘の真紀も亡くし、塞ぎ込んで孤立していた孝雄。

当初「あの世捨て人みたいな態度と店舗から『真紀(の遺骨)と一緒に、故郷に帰る』みたいなフェードアウトの仕方だとばかり思ってた」「『この人はいつか娘の死を乗り越えていくんだろうなぁ』と予測はしてたよ、でも…」とあくまで被災者の1人として描かれるものだと思っていた人は少なくないよう。

しかし、悲しみから立ち上がる姿が丁寧に描かれ、最後は思い出を胸に晴れやかな再スタートを切るという展開に、SNSでは「もうまさかの流れだよー!!」「娘の描いてた夢を実現するかのようなこんな展開になるなんて。自分の浅い予想なんかはるかに超えてきてさぁ。涙が止まらんよ」「今日の晴れやかな笑顔と真っ直ぐの視線は毎日おむすびを見てきた我らへのご褒美に思えるよ…!!」などと、驚きや感動の声が続出した。


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■「もはや連続テレビ小説」

また、現在ヒロインである結(橋本環奈)は“管理栄養士を目指し、育児と並行して試験勉強に励んでいる”ということでほぼ不在。結の姉・歩(仲里依紗)を中心に物語が進んでいるという異例の状況になっていることから、一部視聴者の間では“歩がヒロイン”であるとも囁かれている。

そんな状況での孝雄の再生劇に「そうか、このドラマのヒロインはナベベだったのか」「朝ドラおむすびはナベさんが優勝」「もはや連続テレビ小説『なべさん』のヒロイン」といった声も多数。

今後は商店街のメンバーでなくなることから「ナベさん、東京に行くんか…。寂しくなるなぁ…」「ナベさんの旅立ちがうれしいやら寂しいやらで、あああ」と惜しむ声も相次いでおり、「スピンオフで、ナベさんの東京のショートストーリーがみたい!」と熱望する人もみられた。

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(文/Sirabee 編集部・今井のか

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