現役漁師イチオシ、意外なカップヌードルの作り方が最強すぎる 「ガチで美味しい」と話題

漁師が海上でカップヌードルを食べる際の高等テクニックが話題に。「美味そう」「その手があったか」など、驚きの声が上がった。

2025/02/05 04:45


寒い日の頼れる相棒・カップヌードル。永遠の定番商品だけに、「普通のカップヌードルは食べ飽きた」という人も少なくないだろう。

そこで今回は、昨年X上で話題になったカップヌードルの「プロの食べ方」を紹介しよう。


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■一見普通のカップ麺、何かがおかしい…

まず注目したいのは、漁師・小枝哲さんが投稿した1件のポスト。

「マグロ漁で沖泊の時良くやってた」とだけ綴られた投稿には、「カップヌードル シーフードヌードル」にお湯を注いでいる動画が添えられている。通常、こうした際にはヤカンやケトルを使用すると相場が決まっているが…。

カップヌードルのテクニック

なんと、小枝さんはカップ焼きそばの「湯切り」の際に捨てるお湯を、ダイレクトにカップヌードルへと注いでいたのだった。


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■「思いつかなかった」「SDGs」と話題

まさに「発想の転換」とも呼ぶべき光景は瞬く間に話題となり、件のポストは投稿からわずか数日で1,700件以上ものリポストを記録。

Xユーザーからは「資源を無駄にしない精神がすごい」「これは思いつかなかった」「部活終わりの男子?」「これぞSDGsですわ」など、驚きの声が多数上がっていた。

また、中には「これ焼きそばの方の麺の旨味が出るし、余計に美味くなるんよね」「震災のとき、これやってた。本当に水って大事」といった具合に、経験者からの声も確認できたのだった。

カップヌードルのテクニック

果たして、ポスト投稿主・小枝さんはどのような経緯で、こちらの方法に辿り着いたのだろうか…?


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■誕生時の「状況」に思わず納得

漁業を営んでいる小枝さんは、話題のテクニック誕生の経緯について、「自分の船はあまり大きくないため、真水もそう多く積んでいません。そのため水が貴重なので、乗組員同士でお湯をリレー式で使うことにしました」「他にも、パックのご飯を湯煎したお湯を使ったりもしています!」と振り返る。

今回投稿された動画は、加工場での作業中に昼食をとることになり、「以前マグロ漁に行ったとき、こうして食べてましたよ!」と提案した際の様子を収めたものだという。

しかし、非常に合理的である点は間違いないが、果たしてこの方法で「美味しいカップヌードル」が作れるのだろうか…?


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■美味しく作る秘訣は…

こちらの疑問に対し、小枝さんからは「美味く作るコツは、焼きそばを2分30秒位で早めにカップヌードルに移すことです。なのでなるべく、焼きそばに入れるお湯は高温のものを入れていました!」とのアドバイスが。

カップヌードルのテクニック

この手順により、カップヌードルの方もしっかりと柔らかくなるそう。また、小枝さんは「カップヌードルは、ほんのり塩味が強くなったような感じもします。しかし、さほど変わりはないです!」とも補足していた。

いつものカップヌードルの味に飽きを感じ始めた人は、ぜひこちらの方法を試してみてはいかがだろう。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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