元阪神タイガース監督・吉田義男氏を田尾安志氏が追悼 「お返しできることもなく…」
2月3日に亡くなった元阪神タイガース監督・吉田義男氏との思い出や訃報を聞いた心境を、田尾安志氏が語った。
元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が、自身のYouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』を更新。3日に亡くなった元阪神タイガース監督・吉田義男氏を偲んだ。
■吉田氏の訃報に「本当にさみしい」
吉田氏の訃報に田尾氏は「誰しも通る道なんですけど、こういうニュースが入ってくると本当にさみしい」と肩を落とす。
西武ライオンズから阪神に移籍したにもかかわらず、成績を残せなかった1987年について「呼んでいただいた吉田監督には、本当にご迷惑をおかけした。そういう気持ちで終わってしまった1年だったんですよね。それをお返しできることもなく、ここに至っている」と語った。
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■タイガースを見守っていてほしい
吉田氏との思い出を振り返った田尾氏は「監督はもうかなり前にお辞めになっているんですが、吉田さんというよりは、監督と言ったほうがあてはまる、そういうような人かなという気がしましたね」とコメント。
さらに「今年は藤川球児という若い監督になったタイガース。その頑張りを、これから天国でしっかり見守ってもらいたいなと思いますね。 なにかあったら、『それじゃあダメだぞ』と、喝も入れてもらいたいと思います」と話した。
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■マイナス思考のない人だった
田尾氏は吉田氏の人となりを「吉田さんはもう本当に弱音を吐かない。前を向いて進むことしか考えない。そういう本当にマイナス思考のない人だったなと、 改めて今日感じました」と振り返る。
続けて「あっという間の野球人生だったかもしれませんけれども、良い野球人生を歩まれたなと思います。これからも後輩の活躍をしっかり見守っていただきたいなと思います。ご冥福をお祈りいたします」とコメントした。
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■1985年に球団史上初の日本一
吉田氏は現役時代守備の名手として活躍。おもにショートを守り、その華麗な動きから「牛若丸」と称された。その功績を称え、同氏がつけた背番号23は永久欠番となっている。
17年の現役生活を終えると、3期にわたり監督として指揮をとった。1985年には真弓明信氏、掛布雅之氏、ランディー・バース氏、岡田彰布氏ら個性的なメンバーをまとめ、球団史上初の日本一に導いた。
長年タイガースを支えてきた吉田氏にファンから「最高なタイガースを見せてくれてありがとうございました」「天国からタイガースを見守ってほしい」などのコメントが寄せられている。