性加害告発の元女子アナ、“フジのお偉いさん”に進展 告発騒動後に「SNSを覗きに行ったら…」
フジテレビの番組に関わる制作関係者の「お偉いさん」の性加害を告発した青木歌音が、当該の人物のSNSに“ある変化”があったことを報告。「今回の告発の成果だと思ってます」ともつづった。

元アナウンサーでYouTuberの青木歌音が5日、公式Xを更新。フジテレビの番組にかかわる制作関係者の性加害を告発後、当該の人物に起こった変化について言及し、告発の意義について改めてつづっている。
■性加害の告発が反響
青木は先月、自身のXにて加害者の名前は伏せながら、フジテレビの番組にかかわる制作関係者の「お偉いさん」からの性加害を告発。投稿が1万回以上リポストされるなど大きな反響を呼んだ。
その後、青木は2人のお笑い芸人からも性被害を受けたことを明かし、そのうちの1人がTKO・木下隆行であることが明らかに。テレビ番組で木下の出演シーンがカットされたり、出演予定だった舞台を降板したりと波紋が広がっている。
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■青木に「作り話」と批判も…
青木の元には、制作関係者の実名を出すべきとの声も多く寄せられたが、青木はYouTubeチャンネルに公開した動画で、報復を受けるおそれや訴訟のリスクがあることから、現時点では実名を出せないことを説明していた。
この日更新したXでも、「フジの番組制作をしていたお偉いさんに関する件ですが、私が相手の実名を出してない事もあり、各所で私が作り話をしてるなど言われてるそうです。不本意ですが仕方ないかなと受け止めてます」と批判を受けていることを明かす。
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■告発後「SNSを覗きに行ったら…」
また、「少し動きがありました」として、「私が告発した以降、お偉いさんの個人SNSを覗きに行ったらFacebook、Instagramが鍵垢になってました」と報告。
「恐らくお偉いさんは今現在、戦々恐々としているかと思いますし、今後私にやったような事はもう怖くて出来ないでしょう。それも今回の告発の成果だと思ってます」とつづる。
「もちろんお偉いさんの実名を出してコテンパンに懲らしめたいのは本心です」としたうえで、「ですがTKO木下さんとは違い、相手の実名を出すのにはハードルがさらに高い部分があります」と説明。
実名を出すことで、番組に関わっていた多くの制作スタッフを巻き込むことや、当該の人物とは無関係の制作会社にまで影響が及びかねないとして懸念を示す。