個性豊かな「SNSの企業アカウント」 “情報だけで満足”はおよそ4割ほどで…
SNSの企業アカウントでは、個性を出すために試行錯誤しているところも多いが…。
企業にとってSNSは、重要なマーケティングツールとなっている。そのため各企業が様々な工夫を凝らしており、好きでフォローしている人も多いだろう。
■約半数「企業アカウントは情報を…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女685名を対象に実施した調査において、「SNSの企業アカウントは、情報だけを発信したほうがいい」と思っている人は全体で47.7%ほどだった。
企業のSNSアカウントには商品紹介やキャンペーン情報だけでいいと考えている人は半数以下で、多くのユーザーは各企業の個性的な投稿を楽しんでいるようだ。
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■「情報だけ」ほしい人も
企業アカウントには情報発信だけを求める20代男性は、「企業アカウントには、有益な情報だけを発信してほしいと思っています。新商品の発売日やキャンペーンの詳細など、直接的に消費者にとって役立つ情報を届けるのが企業の役割だと思います」と気持ちを述べた。
中の人の話とかはいらないと感じているようで、「たまに企業の中の人が個人的なつぶやきをしたり、流行りのネタに乗っかって投稿したりしているのを見かけますが、そういうのは求めていません。SNSは情報収集のために使っているので、企業が余計な投稿をすることで必要な情報が埋もれてしまうのが困ります」と続けた。
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■企業アカ同士の交流「微笑ましい」
一方で情報以外も提供してほしいと考える30代女性は、「企業アカウントがただ情報を発信するだけだと、どうしても無機質な感じがしてしまいます。親しみを持ってもらうために、たまには業務以外のことを発信するのも戦略の一つだと思うんです」と語る。
企業アカウント同士の交流も受け入れているようで、「企業アカウントの人たちは横のつながりもしっかりしている感じがして、それも私は微笑ましく見ています。あまり受け入れられないと考える人が一定数いるのもわかりますが、それでも見ている人に親しまれるための行動だと思うので」と話していた。
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■「自我があっておもしろい」アカウントが好き
Xでも企業アカウントに自我を出してほしくない人からは、「企業アカウントの中の人のことなんてどうでも…」や「あんまり中の人が自我を出しすぎる企業アカウントとその企業自体好きじゃない」との意見も。
しかし一方で、「やっぱちょっと自我があって、おもしろい企業のアカウント好き」と中の人が垣間見える企業アカウントが好きな人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
方法:インターネットリサーチ
2025年1月8日~2025年1月13日
調査対象:全国10代~60代の男女685名
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