カップヌードル公式推奨の食べ方、完全にイカれてると話題に 「公式大丈夫?」と心配の声も…

カップヌードルのX公式アカウントがネットミーム「電波実況」をパロディした動画を投稿。「公式がイカれてる」と、称賛の声が相次いだ。

2025/02/17 13:00


カップヌードル

「公式が病気」と呼ばれるネットミームをご存じだろうか。企業や団体などの公式アカウントが時折見せる「ぶっ飛んだ企画」に対して寄せられるツッコミにして、最大の賛辞である。

現在X上では、カップヌードル公式アカウントが投稿した動画に対し、「最高にイカれてる」と称賛の声が相次いでいるのだ。



■カップヌードル、暴れ出す

注目したいのは、カップヌードルのX公式アカウントが17日11時に投稿した1件のポスト。

「ウメハラがぁ!!!」「チリトマトにぃぃっ!!!!」「チーズでフタをしたぁぁーっ!!!!」と、謎の奇声が並んだ投稿には、30秒程度のショートムービーが添えられている。

なんと動画内では、格闘ゲーム『GUILTY GEAR XX』のキャラクターと、『カップヌードル チリトマトヌードル』が激闘を繰り広げていたではないか。

さらに、実況者の口からはポスト本文にあるような、熱気を感じさせる実況が放たれている。なお、最終的にチリトマトヌードルに「チーズで蓋をする」という形で決着がついていた。


関連記事:ゲーセンに現れたポスター、理解不能な1文に目を疑うも… 「イカれてて好き」と話題に

■「電波実況」って何だ?

こちらの動画は、ネットミーム「電波実況」のパロディである。

電波実況は、2003年に開催された当時国内最高峰の格闘ゲーム大会『闘劇』にて、当時トップゲーマー(現在はプロ)であった梅原大吾氏の試合を「がまの油」氏が実況したもの。

3on3のチーム戦、大将対決で迎えた最終ラウンド。その両手にかかるプレッシャーは相当なものだが、なんと梅原氏は一方的な読み勝ちを見せ、鬼神のような圧勝ぶりを見せる。

その際に飛び出た実況内容が「ウメハラがぁ!捕まえてぇ!ウメハラがぁ!画面端ぃっ!バースト読んでぇっ!まだ入るぅ!ウメハラがぁっ!…つっ近づいてぇっ!ウメハラがぁ決めたぁぁぁーっ!」というもの。

同タイトルをプレイした経験のない人でも「何かとんでもないことが起きている」と一目で分かる、正に名(迷)実況である。一度聞くと癖になる言い回しと異様な興奮度合いから、ネット上では「電波実況」と名付けられ、長きに渡って愛されているのだ。


関連記事:花澤香菜、おすすめ即席麺のアレンジレシピ公開 「お湯を沸かすのもめんどくさいとき…」

■「イカれてて好き」と話題

しかし、そんな「電波実況」を、天下の日清食品のカップヌードル公式がパロディするなど、予想できた人物はいただろうか(いや、いない)。

同ポストは瞬く間に話題となり、投稿からわずか1時間で1万件以上ものリポストを叩き出す事態に。Xユーザーからは「公式がイカれてて好き」「一体何が起こっているんだ…」「ずっと見ていられる」「担当者と絶対仲良くなれる」など、戸惑いと称賛の声が多数上がっている。

また、細部の再現度の高さにも注目が集まっており、記者個人としては動画冒頭の「バシュン」というSEをしっかり再現している点を高く評価したい。

日清の手によって「背水の逆転劇」パロディのCMが制作される日も、近いかもしれない。


関連記事:狩野英孝の「シーフードヌードルの食べ方」に驚き しかし試してみると激ウマだった

■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

・合わせて読みたい→狩野英孝の「シーフードヌードルの食べ方」に驚き しかし試してみると激ウマだった

(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

カップヌードル格ゲー
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング