リュウジ氏、「赤いきつね」CMへの批判に疑問 どう考えても「一番辛い思いをしてるのは…」

SNSで話題となっている「マルちゃん 赤いきつね」のアニメCMについて、リュウジ氏が言及。「炎上覚悟で言わせて貰うと…」と批判の声を一蹴した。

2025/02/17 17:00


リュウジ

料理研究家・リュウジ氏が17日、公式Xを更新。東洋水産「マルちゃん 赤いきつね」のアニメCMがSNSで話題となっていることに言及した。

【投稿】話題のCMに言及



■CMに「性的」批判の声も

話題となっているのは、今月6日に東洋水産の公式Xなどで公開された「ひとりのよると赤緑」というハッシュタグが添えられたアニメCM。

若い女性が薄暗い部屋でテレビドラマか映画を見ながら、「赤いきつね」をすすっているという内容。

女性はテレビのストーリーに感動したのか涙を浮かべながら、髪をかき上げてうどんをすすり、揚げにかぶりつく。「おいしい」とささやくような声でつぶやき、頬を染めてため息をつく…という映像になっている。

このCMについて、好意的な声がある一方で、一部ユーザーから「性的」「気持ち悪い」といった批判の声があがり、16日ごろより拡散。賛否両論が渦巻くなど反響を呼んでいる。


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■「炎上覚悟で言わせてもらうと…」

リュウジ氏もこの騒動に反応。

映像を引用し、「このアニメが性的だと話題らしいけど、炎上覚悟で言わせて貰うと一昔前のグルメ漫画で育ったから頬を染めて食うのはデフォルトだし全く性的に見えない」とコメント。「なんならいつ服が破れて口からビームが出るのかと思った」とつづった。

ちなみに、「一昔前のグルメ漫画」についてリュウジ氏は具体的な作品名を挙げていないが、1987年から89年まで放送されたアニメ『ミスター味っ子』や、2015年から2020年まで放送された『食戟のソーマ』などでは、料理を口にした人物が、美味しいものを食べたという“イメージ映像”として、口からビームを出したり、服が破れるといった演出がおなじみとなっていた。


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■「辛い思いをしてるのはクリエイター」指摘

リュウジ氏のポストに、ユーザーからは「私も性的な要素は感じません。ただリュウジさんが言っておられるよう『一昔前』はって感覚と、今どきの人達と感覚が違うのだろうから、いいも悪いも言いづらいなってのもあります」とのコメントが。

リュウジ氏は「なるほど、今の感覚の人達には性的に見えるんですね…おじさんはわかりあえないかも…」と返信した。

リュウジ氏はさらに、「これに『不快に思う人を尊重しろ!』って言ってる方、この動画を作ってるクリエイターの気持ちは尊重しないのだろうか。僕は同じクリエイターとして良いと思って世に出した作品が意図せず文句を言われたら悲しい」と疑問も。

「どう考えても今回の件で一番辛い思いをしてるのはクリエイターだと思う」とも指摘している。

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