約6割が、“SNS疲れ”を経験していると判明 「自分の生活と比べてしまって…」

SNSは、万能なツールである。しかし便利な一方で、ときには面倒なことも…。

2025/02/19 07:00


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SNSは今や日常生活の一部となり、多くの人が情報収集や交流の手段として活用している。しかし批判的な投稿や他人との比較によって、ストレスを感じる人も少なくない。



■約6割「SNSを見て疲れた経験あり」

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女685名を対象に実施した調査では、全体で62.2%が「SNSを見ていて疲れたと感じた経験がある」と回答した。

SNSを見ていて疲れたと感じた経験があるグラフ

SNSがもたらす影響は単なる楽しさや便利さだけではなく、精神的な負担にもつながる可能性もあるようだ。


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■SNSで人と比べてしまい…

SNSを見ていると他人に嫉妬してしまう30代女性は、「私はSNSを頻繁にチェックするほうですが、ときどき疲れることがあります。たとえば他人の華やかな投稿を見ると、自分の生活と比べてしまって気分が落ち込んでしまうんです。友人が高級レストランで食事している様子を見て、嫌な気持ちになったこともあります」と話す。

ただSNSの特性は理解してようで、「SNSはいい部分だけを切り取っているので、あまり比べないほうがいいでしょうけれど…」と複雑な気持ちを述べた。


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■SNSのネガティブな投稿で

SNSのネガティブな投稿で疲れる40代男性は、「SNSは批判やネガティブな投稿が多く、見ていると気分が落ち込んでしまうときがあります。なかでも炎上している話題や他人の意見のぶつかり合いを見ると、なにもしていないのに疲れてしまうんです」と気持ちを述べた。

ネガティブな投稿を目にしないように工夫をしているようで、「ネガティブな情報が多いと感じるときは、SNSを開かずに過ごすことが一番の対策ですね。できることならば、好きなものの話だけを見ていたいです」と語った。


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■SNSでリフレッシュできる人も

SNSのポジティブなところに目を向けて楽しんでいる20代女性は、「私はSNSを見て、ストレス発散しているんです。おもしろい投稿を見たり、お気に入りのアカウントの投稿をチェックしたりして、気持ちをリフレッシュしています。とく仕事の合間や寝る前に好きなコンテンツを見ると、いい気分転換をなるんです」と語る。

さらに続けて、「また同じ興味を持つ人と交流できるのも、楽しみの一つになっています」とも話していた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
2025年1月8日~2025年1月13日 
調査対象:全国10代~60代の男女685名 
SNSSNS疲れ
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