大河『べらぼう』公式、貴重な“撮影裏”公開 ベテラン芸人が演じた彫師に称賛殺到「演技も職人ですね」
大河ドラマ『べらぼう』7話で新たな「吉原細見」を作り始めた蔦屋重三郎(横浜流星)。無茶振りを受けた彫師役をあのベテラン芸人が見事に務め…。
16日放送の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)7話で彫師役にベテラン芸人が出演。SNSで公開された舞台裏と合わせて、大きな反響を呼んでいる。
■7話のあらすじ ※ネタバレあり
浮世絵版元(出版人)として知られる「蔦重」こと蔦屋重三郎(横浜流星)が「江戸のメディア王」に成り上がる姿を描いていく本作。7話では、偽版の罪で捕まった地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)に代わり、地本問屋の仲間内で新たに吉原の紹介本「吉原細見」を手掛けることに。
そこに名乗りを上げた蔦重は「これまでの倍売れる細見」を作ると主張、それを成し遂げた暁には「地本問屋の仲間」に入れてもらえるよう約束を取りつけた。
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■新しい細見作りに奔走
細見を倍売るために、蔦重は価格を半値に設定したうえでより良い細見を作ると決意。持ち運びしやすいように無駄なページを減らし薄型・軽量化をはかり、吉原の全店を網羅する情報量の増加を決めるなど、新たなアイデアを次々に提案・実現していく。
少ないページ数で情報量を増やすには細かな字を版木(刷るために文字や絵を彫った木板)に彫る必要がある。そこで彫師・四五六に頼み込み、何度も修正しながら版木を完成させていった。
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■演じたのはベテラン芸人
四五六を演じたのはベテラン芸人・ダチョウ倶楽部の肥後克広で、蔦重とのやりとりが話題に。
予算がない蔦重の無茶ぶりに「んな割の悪い仕事受けられっか、べらぼうめ」と一蹴して追い返そうとした四五六だったが、「わかりました。吉原での大宴会つきでいかがでしょうか」との声に一転、部屋に蔦重を招き入れ版木作りを快諾する。
蔦重が時間ギリギリまで改良を重ねるため、そのたびに版木を掘り直すことになった四五六。「こんなもん、吉原十篇でも足りねぇぞ」とキレながらも蔦重に懐柔され、渋々版木を彫っていった。