フジテレビ、今年の『27時間テレビ』放送見送りで… 「当然の判断」「来年以降どうなる」さまざまな声
フジテレビが恒例の『27時間テレビ』の放送見送りを発表。CM取り止めが続いていることから、第1回から続く伝統行事が「出来なくなった」との指摘も。
フジテレビが21日、今夏の『FNS27時間テレビ2025』の放送を見送ることを公式サイトで発表。これにXでさまざまな声があがるなど反響を呼んでいる。
■『FNS歌謡祭』も中止
同局では、昨年の『27時間テレビ』の公式サイトで「今年放送を予定しておりました『FNS27時間テレビ2025』は、放送を見送ることとなりました」と告知。「放送を楽しみにしてくださっていた視聴者の皆様には、深くお詫び申し上げます」とした。
見送りの理由については明らかにしていないが、フジテレビをめぐっては、中居正広氏のトラブルに端を発した騒動で、約80社のスポンサー企業がCMを取り止める事態に。4月放送予定だった『FNS歌謡祭』も中止が発表されている。
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■1987年にスタート
『27時間テレビ』は、『FNSの日』として1987年にスタート。『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)のパロディであり、チャリティーのないお笑い中心の生放送番組として企画された。
初回が高視聴率を記録したことから毎年の恒例に。2020年から2022年はコロナ禍により中止となったが、2023年より4年ぶりに復活。昨年の『FNS27 時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』は、バラエティ番組『新しいカギ』をベースに、霜降り明星、チョコレートプラネット、ハナコの3組がMCを務め、「100㎞サバイバルマラソン」などの企画が実施されていた。