地下鉄で“座席の背もたれ”に… 海外移住の大物アーティストが感心「とてもわかりやすい」
ミュージシャンが1枚の写真を公開。ロンドンの地下鉄でみた“ある表示”に感心したようで…。
ギタリスト・布袋寅泰が公式インスタグラムを更新し、イギリス・ロンドンの地下鉄の優先席事情について言及した。
■「とてもわかりやすい」

2012年にロンドンに移住した布袋は、26日にインスタグラムのストーリーズにて、「とてもわかりやすい地下鉄のシート」と写真を投稿。
画像を見ると、ひじ掛けで区切られたシートの背もたれ部分に、妊娠している女性、小さな子供を抱っこしている人、杖を持っている人のピクトグラムが大きく書かれており、優先席であることがすぐに分かるようになっている。
さらに窓ガラスに貼られたステッカーでも「Priority Seat」の文字とともに、「身体の不自由な方、妊娠中の方、立っていることが困難な方」を対象者として説明している。
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■10年前より同様の投稿も
ロンドンの地下鉄における優先席の設置について、SNSでは、10年前のポストで同様に座席の背もたれに大きく表示のある写真を投稿し、「優先席であることに気づきやすくて良い」と言及する人がみられた。
また、地下鉄以外でも大きく優先席エリアが設けられている列車について紹介する人や、現地の優先席事情について「対象者がなければイスを下げて座る事が可能。ベビーカーや席を必要とする方が乗車したら優先してこの場所(席)を譲ってくれる。しかしこの席におらずとも席を必要とされる方が乗って来たら即席を譲ってくれる」と説明している人も見受けられた。
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■日本国内の車両では
ちなみに、日本では1973年9月に国鉄などで「シルバーシート」が設置されて各地に広まるように。その後、1993年ごろから「優先席」の名称への変更がみられるようになった。
一部の鉄道事業者では、一時優先席を廃止して全席を優先としたものの、「席を譲ってもらえない」との意見が増えたことから、再度優先席を設定する動きもあった。
近年では、ピクトグラムによる表示のほか、背もたれや床面、つり革の色を変えるなどして優先席であることを分かりやすくする工夫がなされている車両もみられる。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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