谷繁元信氏、中日ドラゴンズ新外国人ボスナーの打撃を高評価 「ある程度対応できるのかなと…」
ビシエドの後釜として中軸での活躍が期待されるボスラーの打撃を、谷繁が分析した。
元横浜ベイスターズの谷繁元信氏が、自身のYouTube『谷繁ベースボールチャンネル』で中日ドラゴンズの新外国人選手ジェイソン・ボスラー選手を分析した。
■谷繁氏が中日対DeNAのオープン戦を視察
24日に行われたプロ野球オープン戦中日ドラゴンズ対横浜DeNAベイスターズを観戦した谷繁氏が感想を語った今回の動画。
同氏は注目選手にボスラー選手を挙げ、「昨日、才木浩人から特大のホームランを打ったようですけども、今日も初回にタイムリー。追い込まれたあとにインサイドのストレートを1、2塁間、つまりながらも。その前もちょっと低めの変化球をファールにして、追い込まれたあともファールにして最後はしぶとく打ちました」と紹介する。
そして「3Aで30発、3割打っていたみたいなんで。ある程度対応できるのかなという感じは受けましたね 」と高く評価した。
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■ボスラー選手の守備にも太鼓判
ボスラー選手の起用法には「ボスラーがどのポジションについて何番に入るのか。これは流動的にはなると思います。 何番を打たすかというのは、いろいろやりながら、試行錯誤しながら」と予想。
さらに「守備も無難にこなしてましたし、いろんなところを守れるっていうことなんで。 まあ行けるかなと思います」と期待を寄せていた。
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■23日には阪神のエース才木浩人投手からホームラン
ボスラー選手は1993年生まれの31歳。メジャーリーグでの実績は乏しいが、昨年3Aで打率3割、31本塁打、108打点の記録を残した。
現在のところ野球評論家からの評価は上々の様子。23日に行われた阪神タイガースとのオープン戦では、相手エースの才木浩人投手から特大のホームランを放ち、ドラゴンズファンを喜ばせた。
中日は長年チームの主軸を打ってきたダヤン・ビシエド選手が退団。復活を期す中田翔選手や石川昂弥選手、細川成也選手とともに、得点力不足に悩むドラゴンズの救世主的存在になることが期待されている。