オンカジ騒動、警察が摘発に力を入れる“本当の目的” 裏社会作家が指摘「ある意味、芸能人とかを…」

お笑い芸人の活動自粛が相次ぐなど影響が広がるオンラインカジノ騒動をめぐり、草下シンヤ氏と丸山ゴンザレス氏が、警察が摘発に力を入れる理由について解説している。

2025/02/28 17:30


丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー
(画像は丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニーより)

作家・草下シンヤ氏が、ジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏のYouTubeチャンネル『丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー』に出演。オンラインカジノ騒動をめぐり、警察が摘発に力を入れている理由について指摘した。

【動画】警察が摘発に力を入れる理由とは



■吉本興業が声明を発表

オンラインカジノをめぐっては、お笑いコンビ・令和ロマンの髙比良くるまが過去の利用を認めて活動自粛をすることを発表。ほかにもダイタク・吉本大や9番街レトロのなかむら★しゅんらが警視庁の事情聴取を受けたことが明らかになり、活動を自粛している。

吉本興業は27日、複数の所属タレントが捜査当局の事情聴取を受けていることについて声明を発表。「事実関係が確定し、様々な判断が決定するまでは、関係各所及び本人とも協議の上、順次、芸能活動を自粛させていただいております」と報告していた。


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■4年ほど前は「まだグレーなイメージ」

丸山氏は、4年ほど前には自身のチャンネルにも、オンラインカジノから、かなり高額の金額を提示されて案件依頼が届いていたことを明かし、「この4年の間に、オンラインカジノを取り巻く環境っていうのはだいぶ変化したっていう…」と言及。

草下氏も、「4年ぐらい前って、まだグレーなイメージ。結構、サイトによっては合法ですっていうふうにうたって、ポイントとかをつけて集客していって、っていうケースもあった」と振り返る。


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■芸能人で「世の中に周知させる」

当初は「グレー」という認識が広がっていたオンラインカジノだが、丸山氏は「モヤッとした知識があった人も、今回の件を受けて『あ、もう違法になってたの?』って感じになっていると思う」と話す。

草下氏は「ある意味芸能人とかを使って、『これ、もうダメになりましたよ』っていうことを周知させる、警察としても広報案件みたいな言い方もあるんですけど、世の中に周知させるっていうことが行われている」との目的もあると指摘する。


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■公営ギャンブルとの違い
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