元木大介氏、埼玉西武ライオンズ選手の練習意識に苦言　「ちょっと甘さがあると…」

元読売ジャイアンツヘッドコーチの元木大介氏が自身のYouTube『元木大介チャンネル』で、埼玉西武ライオンズの選手に苦言を呈した。

【動画】元木氏が西武の選手に苦言

■春季キャンプの感想を語る

元木氏が福岡ソフトバンクホークスと西武の春季キャンプを視察した感想を語った今回の動画。

今季から西口文也監督が就任した西武の印象を質問された元木氏は、コーチに同級生が2人加入したことを明かし、「いろいろ話をさせてもらったんですけど、今は見ている状態で、これから厳しくなっていくんじゃない？　そうじゃないと勝てません。去年のままだと勝てないです」とコメントした。

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■西武の選手たちに苦言

西武の雰囲気を元木氏は「選手個々の厳しさと、チーム内での厳しさ。もっともっと出していかないと。連携プレーとかを見ていても、ミスをしても誰も言わないみたいな感じがあったんで。そこは言おうよというのは、僕自身感じてしまった」と指摘する。

続けて「だからそのへんの甘さ。鳥越裕介ヘッドの指導がこれから厳しくなってくるんじゃないかなと思います 」と持論を展開した。

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■ベテラン陣にアドバイス

現状レギュラー陣が固まっていないと見られる西武の選手に「若い選手にレギュラーを取ってほしい」と元木氏はエールを送る。

さらに「中村剛也選手、栗山（巧）選手、炭谷銀（仁朗）ちゃんもそうだけど、ベテランが若い選手に嫌われてもいいから、厳しくやらないと。ちょっと甘さがあると感じでしたので。選手はチャンスなので、がんばってほしいなと思います」と語っていた。

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■新戦力が加入したが…

昨年49勝91敗3引き分けと歴史的な成績で最下位に終わった西武。その大きな要因が打撃陣で、チーム打率はパ・リーグ歴代最低の2割1分2厘だった。

今季は得点力不足解消のため、オリックス・バファローズからレアンドロ・セデーニョ選手を獲得。大阪商業大学からドラフト2位で入った渡部聖弥選手も右の長距離砲として評価が高い。

また、指導者の実績が豊富な鳥越ヘッド、前横浜DeNAベイスターズ2軍監督の仁志敏久氏らがコーチとして加入。チームの体質改善が期待がかかっている。