入社の前に知っておきたい 誰も教えてくれない職場の「サバイバルスキル」
スキルや知識よりも案外こっちの方が大切かも…。
新卒や転職で入社を控えている際、多くの人たちが仕事の技術的スキルや業務知識に焦点を当てがち。ですが、職場でうまくやっていくためには、スキルや知識はもちろん、職場で必要な“掟”ともいえるサバイバルスキルが極めて重要になります。
そこでSirabee取材班は、入社の前に知っておきたいサバイバルスキルを聞いてみました。
■「のんびり完璧主義」より「さっさと7割」
「業種にもよるけど、のんびりじっくり完璧を目指すより、さっさと7割仕上げて次のタスクをこなしてくれた方がありがたい。几帳面で完璧主義な人って、『いやいや、そこまでいいよ』ってこっちが焦るくらい細かい部分までこだわるから残業も多め。
雑なのも困るんだけど、ひとつのことに時間をかけすぎても進まないから、こだわり屋の人には定期的に進捗を聞いている」(30代・女性)
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■挨拶&愛嬌は大切
「能力がそこそこあっても挨拶をしない、愛嬌もないでは可愛がられないから会社に居続けるor出世するのは難しい。ずば抜けた能力があるのなら話はちょっと変わってくるけど…そうじゃないのなら挨拶も愛嬌もバランスよくあった方が自分のためだよ。
他の会社はわからないけど、うちの会社は能力がほぼ互角の場合、肌感だけど愛嬌のある人の方が先に出世してる」(30代・女性)
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■本気で仲良くする必要ない
「会社って仕事をする場所だから、別に本気で社員同士仲良くする必要なんてない。職場に苦手な人のひとりやふたりいて当然! 本音なんか言う必要ないし、親密になる必要もない。当たり障りなく付き合えばいいだけ」(30代・男性)
職場のサバイバルスキルは、単に業務をこなすための技術だけではなく、精神的な成熟と人間関係のスキルを含んだ広範な能力を指します。入社前にこれらのスキルを意識し心得ておくことで、職場での対応がスムーズになり、仕事がしやすくなるはずです。
技術的なスキルの向上と並行してサバイバルスキルを磨き、日々の業務に活かしていくことが社会人としての大きな資産となるでしょう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)