柿の種:ピーナッツの比率、3割弱が勘違いしていたと判明 実は「6:4」は誤りで…
『亀田の柿の種』の柿の種:ピーナッツの比率を3割弱の人が「6:4」と勘違いしていることが判明。比率決定の経緯について、亀田製菓に話を聞いた。
■「変更後」のユーザーの反応に驚き…!
中には、こちらの変更に対して「たかがお菓子の比率じゃないか」と、驚きを覚えた人もいることだろう。しかし『柿の種』を愛する人々にとって、この比率は何よりも重要な数値なのだ。
その反響の大きさをめぐり、担当者も「オープンキャンペーンの応募数自体が25万件と、非常に多くの方に興味を持って頂いたこともあり、比率が変更になったことを受け、お客様から想像以上のお声を頂きました」と、説明する。
ユーザーからは「おやつに食べる派だから、今回の比率になって嬉しい」「ずっとこの比率が良いと思っていた」といった好意的な声から、「前の6:4比率に戻してほしい」「5:5にしてください」等、様々な意見が寄せられているのだ。
驚くことに、比率を変更してから4年以上経った今なお、比率に対しての意見が得られるそうで、亀田製菓の担当者は「我々が想像をしていたよりも、ずっと亀田の柿の種のことを考えてくださっているのだなと嬉しく思っております」と、笑顔のコメントを寄せてくれた。
関連記事:唐揚げを「ガリザク食感」にする意外な方法が話題に これ、一度食べたらやみつきになるかも…
■社内でも比率変更に異論があったが…
カレーライスにおける「ご飯:ルー」のように、物事の「比率の好み」は、人それぞれ。それはもちろん「柿:ピー」の比率も例外ではない。
比率変更の決定までの経緯について、亀田製菓 担当者は「比率については、当社が黄金バランスと謳っていたこともあり、6:4から比率変更すべきかどうか、社内でも様々な協議がされたと記憶しています」と、振り返る。
また「最終的には比率を変えるのに、やはり我々だけではなく『現在「柿の種」を楽しんで頂いている方のお声を反映して決めていこう』という方針で、キャンペーンを実施いたしました」「今回は7:3という結果となりましたが、時代の変化とともに、最適なバランスは変化するとも思っておりますので、お客様との対話を大事にしながら、今後も楽しんで頂けるよう、商品づくりを続けてまいります」と、頼もしいコメントも得られたのだ。
次に柿ピーを食べる際は、ぜひ最新モデルの「黄金比」を感じつつ、その味を堪能してほしい。
関連記事:唐揚げを「ガリザク食感」にする意外な方法が話題に これ、一度食べたらやみつきになるかも…
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
・合わせて読みたい→唐揚げを「ガリザク食感」にする意外な方法が話題に これ、一度食べたらやみつきになるかも…
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年11月18日~2024年11月24日
対象:全国10代~60代男女720名 (有効回答数)
この記事の画像(8枚)