【BAYBLADE X】タカラトミー社員はベイブレードが強いのか？　6歳児が対戦してわかった「マスターブレーダーのスゴさ」

2023年にスタートし、現在もアツい盛り上がりを見せるタカラトミーが発売する対戦型の玩具『BAYBLADE X』。

単なるおもちゃではなく「ギアスポーツ」として子供から大人までが楽しめるアイテムとなっているが、そんなBAYBLADE Xの盛り上がりに大きな貢献をしているのが、「マスターブレーダー」と呼ばれるタカラトミー社員だ。

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■マスターブレーダーって何？

マスターブレーダーとはベイブレードシリーズの開発者というだけでなく、ベイブレードシリーズの実力もすさまじいことで知られている選ばれた存在で、開発者の中でも2名しか存在しないのだが、一般人と比べてどれだけ強いのだろうか？

ベイブレードの公式YouTubeチャンネル『ベイチューブ | BEYBLADE Channel』でもマスターブレーダーの実力は見ることができるが、実際にその強さを身をもって体験してみたい！

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■マスターブレーダーのボス的存在と対戦

©Homura Kawamoto, Hikaru Muno, Posuka Demizu, BBXProject, TV TOKYO

© ＴＯＭＹ

「ぜひマスターブレーダーとバトルさせてください！」とお願いしたところ、快くOKしてくれたのが、マスターブレーダーの中でもボスと言えるマスターブレーダー堀川さん。

最近は若手育成のためかベイチューブで見ることが少なくなってしまいさみしがっているファンも少なくない堀川さんだが、その実力はマスターブレーダーの中でもトップ。スター・ウォーズのジェダイマスターで例えるならマスター・ヨーダかオビ＝ワン・ケノービのような存在である。

堀川さんが教えるシュート講座は多くのブレーダーのお手本となっており、チャンネルへのコメントでも「やっぱ堀川さんいる安心感凄い」、「わかりやすくてためになる素晴らしい解説はさすがマスターブレーダー！」、「シュートパワー1500くらい上がりました！ありがとうマスター！」など、絶賛する声が多数あがっている。

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■マスターブレーダーと対戦するのは6歳児

そんな堀川さんと対戦するのは、今年1月にBAYBLADE Xを始め、最近G3大会（公認店で開催される大会）で3位を獲ってやや天狗になっている6歳児（記者の息子）。

相棒のコバルトドラグーン9-60Eで堀川さんを倒す！　と言っているが、はたして結果は…。

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■まさかの6歳児が勝利！

堀川さんが選んだティラノビートとバチバチに激しくぶつかり合うコバルトドラグーン。見ているだけで気分が盛り上がってしまうのがベイブレードの面白さだ。

何度かぶつかり合った後、6歳児が操るコバルトドラグーンの猛攻で堀川さんのティラノビートがバラバラになりバーストフィニッシュ！　なんと6歳児がマスターブレーダーに勝ってしまうという前代未聞の事態になってしまった。

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■堀川さんの手加減に気づく6歳児

堀川さんに勝ち喜んでいた6歳児だが、次に対戦した11歳女子（記者の娘）の対戦を見て、自分の勘違いに気づき始めてしまうことになる。

11歳女子との対戦を観戦者視点で見た6歳児は「あれ、堀川さんシュートミスしてない…？」とポツリ。

BAYBLADE Xではコマを回す際の力を『シュートパワー』と呼ぶのだが、子供たちと対戦するときにあえて堀川さんがシュートパワーを抑えてくれていたことに気づいてしまったのである。

■「マスターブレーダーめっちゃすごかった！」

6歳児は堀川さんのシュート講座を見て練習していたため、堀川さんが1万5千のシュートパワーを出せることや、シュートパワーを調整できることをわかっていた。

そのため、堀川さんがあえて6歳児や11歳女子と同じ、もしくは少し弱めに手加減シュートをしていたことを観戦し冷静に見ることで理解。

対戦中は気づかないレベルで強さを抑えてくれていたことに改めて気づかされ、帰りの車の中では「マスターブレーダーめっちゃすごかった！」と、勝ったにもかかわらずそのテクニックに感動しっぱなしだったのである。

■マスターブレーダーからの愛に感動

改めて開発者のベイブレードやブレーダーに対する愛に気づかされたマスターブレーダーと6歳児の対戦。ベイブレードシリーズを知る人なら、きっと誰もが理解できるだろう。

そんなマスターブレーダーたちが活躍する『ベイチューブ | BEYBLADE Channel』。ベイブレードを始めた初心者から熟練のブレーダーまでが楽しめる内容が盛りだくさんなので、全ブレーダーはチェックすべし！

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（取材・文／Sirabee 編集部・熊田熊男）