『ニトリ』が沖縄県・石垣島に出店するも… 島民が「あまり使わない」と不満を持つ理由

他の地域では人気の高い『ニトリ』。なぜか石垣島では不満を持つ人がいるようで…。

2025/03/18 09:30


2023年11月に、沖縄県の離島・石垣島に『ニトリ』がオープンした。開店当時は大きな話題となり、島民からの期待も大きかったのだが、実際に数名の島民にニトリの評価を聞いてみると口をそろえて「あまり使わないですね。自分の周りにもそういう人は多い」という。


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■島民が不満を持つ理由はニトリに行けばわかる

ニトリは家具だけでなくキッチン用品や家電など、さまざまなグッズが売られており、他店を圧倒するほど評価の高いものも少なくない。しかし、なぜあまり使わない島民が多いのだろうか?

商品が島に合わないのか聞いてみると「そんなことないです! 物自体はいいと思いますよ」と話してくれたのだが、その理由は「実際に行ってなにかひとつ買ってみればわかりますよ。」と、意味深な感じで語る。


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■石垣島のニトリは『離島手数料』がかかる

ということで、実際にニトリ石垣店に到着。店内は内地にあるニトリと変わらず、どこが違うのかよくわからない。とりあえず1個適当な商品を買ってみると…その理由がすぐに判明した。

なんと、石垣島のニトリは商品に『離島手数料』がかかり、10パーセント内地のニトリに比べて高額になってしまう。そのため割高に感じてしまうため、ニトリをあまり使いたくないと思ってしまうようだ。


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■ドンキやマックスバリュは手数料ゼロなのに…

確かにニトリの商品は「安くて高品質」というイメージがあるので、離島手数料があることで安価な部分の評価が下がってしまい、足が遠のくということだろう。

再度島民に話を聞いても「大型の家具の取り寄せに手数料がかかるならわかるんですけど、小物とか消耗品まで手数料がかかるのにはどうしても抵抗がありますね。ドン・キホーテやマックスバリュとかは値段変わらないですし」とのこと。

確かに島民の言うとおり、他店は離島手数料を取っていないのにニトリだけすべての商品に手数料がかかるのは、島民として抵抗感があっても仕方がないのかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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