大谷翔平の二刀流はいつ再開する？　江川卓氏が復帰時期を予想「また壊れちゃうので…」

元読売ジャイアンツの江川卓氏が、自身のYouTubeチャンネル『江川卓のたかされ』を更新。ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手の「投手復帰の時期」を予想した。

【動画】江川氏が大谷選手の投手復帰を語る

■大谷選手の投手復帰はどうなる？

スタッフから大谷選手の二刀流復活について見解を求められた江川氏は「スムーズに行きそうにない」という見解を示す。

その理由には「手術してるんで当たり前なんですけど、ホームラン王を取ったっていうことで。またその同じような数字を上げなければいけないなかで、ピッチャーをやらなきゃいけないっていう状況があるので」と指摘。

続けて「今までのように、バッターもチャレンジしながらピッチャーをやると状況とは、変わっていると思うんですよね」と持論を展開した。

関連記事：じつは約3割がイラッとしている「LINEの一文」　これは気をつけたいかも…

■予想より遅くなる？

江川氏は大谷選手がホームラン王を2回獲得した打者であることを強調し「24時間のなかで、ピッチングに取る時間がすごく難しくなるんじゃないかと、僕は思ってるんですよね」と指摘する。

復帰時期については、現在ドジャースが大谷選手の投手としての練習にストップをかけていることに触れ、「少しやめてるって言うこと聞いたので。それを考えてもドクターのほうで、様子を見ながら、たぶんやってるので。みなさんが考えた 6月ぐらいという予想よりも、ちょっと遅くなるんじゃないか 」と予想。

また、「逆に言うと終盤の9月10月ぐらいでいいと思ったほうがいいんじゃないかなと。彼のためにはね。また壊れちゃうんで」と語った。

関連記事：水卜麻美アナが大絶賛した「どん兵衛の食べ方」　お湯注ぐ前に“あるもの”を入れる

■投手復帰にはリスクも…

大谷選手は2003年シーズンに右肘を痛め、トーミージョン手術を受けており、2024年は野手に専念。その結果、シーズン50本塁打・50盗塁以上という、MLB初の記録を樹立した。

投手として復帰した場合、投球への影響から盗塁数は減る見通しだ。また、登板翌日にDHとして出場することもあり、疲れが残ることで打撃に悪影響を及ぼす懸念も。

今や投手として登板は故障離脱のリスクがあることや、ドジャースの投手陣も駒が揃っていることから、打者専念を勧める声は根強い。一方で「二刀流が見たい」「本人が望んでいるなら投手をやってほしい」という声もある。