カレーのシミ落とす洗濯の裏ワザ、10秒でできる方法に驚き 4割の人が「知らなかった」
カレーやミートソースのシミが衣類に付着した際、部屋干しより外干しの方が汚れが取れやすいと判明。洗濯のプロは「紫外線のお陰」と、説明する。
どれだけ注意を払っていても、いつの間にか衣類に付着しているのが食事の汚れ。真っ白な服にシミが付いてしまい、絶望した経験はないだろうか。
今回は、そんな真っ白な服の天敵「カレーのシミ」の意外な落とし方を紹介しよう。
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■部屋干しと外干し、どちらが有効?
Sirabee編集部では以前、全国の10~60代の男女672名を対象としたアンケート調査にて、カレーのシミ汚れが残った洗濯物の「ベストな干し方」について質問したことが。
その結果、最も多い回答は「外干し」(57.2%)で、こちらに「部屋干し」(32.4%)、「衣類用乾燥機」(10.4%)が続くと判明したのだ。
日に日に暖かくなり、外干しに適した季節になっているのは間違いないが、花粉症シーズンである点を考慮すると、個人的には外干しをするのは若干のためらいがある。
そこで今回は、大手生活用品メーカー「ライオン」が誇るお洗濯マイスター・大貫和泉氏に、「カレーのシミ落とし」に有効な洗濯物の干し方について話を聞いてみることに。
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■洗濯のプロは「外干しが有効」
先の質問内容をめぐり、大貫氏は「カレーのシミ汚れには外干しが有効です」と回答する。その理由については、カレーに使用されるスパイス「ターメリック」が関係しているという。
大貫氏は「ターメリックはウコンの根茎を乾燥させて粉末にしたもので、鮮やかな黄色が特徴です。この黄色は『クルクミン』という色素成分によるもので、カレーのシミの正体でもあります」と、その特徴について説明する。
じつは、クルクミンの色素には「紫外線に当たると徐々に構造が変わっていき、色が退色していく」という特徴が存在するのだ。
こちらを踏まえ、大貫氏は「そのため色素本体の黄色が失われ、見えなくなっていきます。つまり外干しで紫外線に当てると、シミの色が薄くなっていくのです」と、外干しの効果について説明してくれた。
では「カレーのシミ」以外にも、外干しが有効となる汚れは存在するのだろうか…?
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