自分だけじゃないかった！　約7割が他人の「失敗談」を聞いて抱いた気持ち

人は誰しも、失敗することがある。そんななか、他人の失敗談を聞くことで、少しだけ自分の気持ちが楽になることもあるだろう。

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■約7割「失敗談を聞いて安心」

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女684名を対象に「人の失敗」に関する意識調査を実施したところ、全体で71.5%の人が「誰かの失敗談を聞いて安心した経験がある」と回答した。

自分だけが失敗しているわけではないと知ることで、気持ちが軽くなるのかもしれない。

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■失敗で安心、女性に多く

性年代別で見ると、すべての年代で女性のほうが高くなっているのが特徴である。

女性のほうが、他人と比べてしまう傾向が強いのかもしれない。

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■失敗は自分だけではないと思い

仕事で大きなミスをしたとき、同僚の失敗談を聞いて救われたという30代女性は、「プロジェクトでミスをして落ち込んでいたときに、先輩が『私も以前、同じようなミスをしたことがあるよ』と話してくれました。そのとき、私だけが失敗するわけじゃないんだと少し気持ちが楽になりました」と振り返る。

さらに、「先輩の話を聞いて、ミスを次に生かせばいいんだと前向きになれました。失敗したときは、『自分はダメな人間だ』と追い込みがちになってしまいます。でも他の人も同じような経験をしていると聞けば、安心できると思うんです」と続けた。

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■失敗を笑うのは悪趣味

他人の失敗を聞いて安心するのは悪趣味だと考える40代男性は、「誰かのミスを聞いて『自分より下がいる』と安心するのは、少し悪趣味だと思いうんです。失敗談を共有すること自体は悪くないですがそれを聞いてほっとするのは、他人の不幸を楽しんでいるようにも感じてしまいます」と語る。

失敗のとらえ方も大切のようで、「失敗から学ぶならまだしも、それをあざ笑うようなとらえ方をするのは人としてどうかと思いますね。他人の失敗に安心するより、自分が同じことをしないように考えたほうがよっぽど有益だと思います」と話していた。

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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
2025年2月13日～2025年2月17日 
調査対象：全国10代～60代の男女684名