私だけじゃなかった! 物価高でしかたなく生活を変えた人「お米が高いから…」
地道に節約を頑張っている人も少なくないはず…。
近年の物価の高騰は深刻で、とくに家庭の支出に大きな影響を与えています。食料品、ガソリン、公共料金などが次々に値上がりし、国民に厳しい生活の変化をもたらしているのは周知の事実でしょう。では具体的に、皆さんの日々の暮らしはどう変化したのでしょうか。
そこでSirabee取材班は、物価高で変化した生活について聞いてみました。
■お米を減らしてパンやパスタ
「お米が高いから、最近ではお米を食べる回数を減らして、パンやパスタをよく食べている。朝ごはんはお米派だったけど、今は毎朝パン。なんか虚しい…。
スーパーで買うのは、ご飯に合うおかずよりも、パンに塗るジャムとかばっか」(30代・女性)
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■サブスクや保険を解約
「前はいろんな動画視聴のサブスクに入っていたけど今はひとつだけ。で、保険も見直してふたつ解約した。少しでもお金を浮かすのに必死。
意外とクレジットカードの明細を見ると、使っていないサブスクとか『コレなんのために入ったんだっけ?』って謎の保険があるから、明細を細かく見てみるって大事」(20代・女性)
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■ドライブや旅行の回数が減った
「ガソリンの値段が上がって、気軽にドライブができなくなった。あと、円安で海外旅行も高くなっているしで全然行ってない。国内旅行も外国からの旅行者向け値段なのか、どこも妙に高いしでツラい。コロナ前に比べてかなり生活しにくくなった。
基本的に上がった物価ってそう下がらないじゃん? そう思うとぞっとするよね」(30代・女性)
物価高騰は単なる一過性の問題ではなく、私たちの生活全般に深刻な影響を与える課題です。しかし、その影響に適応するためには、単に消費を抑えるだけでなく、生活の質を変に落とさないようにしながら、より効果的で持続可能なライフスタイルを構築してく必要があります。
物価上昇という厳しい現実に対して、できることは限られているかもしれませんが、次世代に向けて新たな生活の形を模索していくべき時期に来ていると言えるでしょう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)