佐々木主浩氏、ドジャース・佐々木朗希が活躍するために必要なことを告白 「あの投球フォームで…」
念願のドジャース入りを果たし佐々木朗希投手。MLBで129セーブを記録した佐々木主浩氏が語る課題とは。
元横浜ベイスターズ・シアトルマリナーズの佐々木主浩氏が、プロ野球名球会のYouTubeチャンネルに出演。ロサンゼルス・ドジャース佐々木朗希投手の課題を指摘した。
■古田氏と佐々木氏がトーク
佐々木氏と元東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也氏、元近鉄バファローズの中村紀洋氏が2025年のメジャーリーグについてトークした今回の動画。話題は今季からドジャースでプレーする佐々木朗希投手に。
古田氏が「活躍できると思う?」と質問するとシアトル・マリナーズで新人王、通算129セーブを記録した佐々木主浩氏は「持っているものは凄いと思う。ただ、あの投球フォームで、あの固いマウンドで投げられるかというと…」と疑問視した。
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■マウンドが固い
話を聞いた古田氏が「具体的にはどういうことですか?」と声をかけると、「高くポーンと足を上げて、地面につくフォームは衝撃が強いです。膝を痛めますよね。本当に固いんです。掘れることも絶対ないですし、多少マウンドに苦労すると思う」と佐々木主浩氏は語る。
また「あとは体力的な問題。中5日には増えたけど、1年間回れるかというと、回れないと思います」と指摘する。
古田氏も佐々木主浩氏の見解に納得したうえで「でも若いから、アジャストしてくると思う」「1年間回れないと、ほかの人にしようかなということになる。イニングイーターに価値があるので。でも、楽しみだし、行ったからには良い成績を残してほしい」と語っていた。
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■29日の試合に予定
佐々木朗希投手は3月19日に行われた開幕シリーズ2戦目に先発したが、3回56球を投げて5四球、1失点と本来の調子ではなかった。
今後、先発ローテーションに入るか否かは不明で、一部には中11日で使うのではないかという声も上がっている。
なおドジャースのアメリカ開幕シリーズとなる29日、佐々木朗希投手を先発させることを、デーブ・ロバーツ監督が名言した。
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